犯罪者に「狙われやすい家」の特徴は?ストリートビューで下見も…専門家に聞く夏の防犯対策
いよいよ始まった夏休み。
旅行で家を空けたり、子どもだけで過ごす機会が増えるなど、犯罪にあう危険性も高くなります。
犯罪者が目をつける「家」とは?子どもを守るために大事なことは?
2025年7月22日 16時25分 TBS NEWS DIG
夏休みの防犯対策
今朝も散歩していると多くの小学生が歩いていましたので、何かあったのかと一瞬考えましたが、そうか、例のアレが始まったのかとすぐに思い出しました。ラジオ体操は今も続けられています。
そんな中記事に書かれていたのは、夏休みは何といっても犯罪者にとって都合のいい状況がどんどん増えていきますからね。要警戒だと思います。とのこと。
高い塀があぶない
ここで問題です。
Q.犯罪者に「狙われやすい家」はどっち?
A:高い塀や植木に囲まれた家
B:低い塀や植木に囲まれた家
正解は・・・
A:高い塀や植木に囲まれた家
塀などが高いということは、一度敷地内に入ってしまえば外から「見えにくい」家でもあります。また、視線が遮られる高さは物音も漏れにくいので犯罪者が好みます。
対策として、塀の高さは150cm以下におさめる、視界が良いフェンスを選ぶなどが良いそうです。
狙われやすい家の特徴
他にも狙われやすい家の特徴は他にもあります。
▼隣の家との距離が遠い
⇒人の目が届きにくく、物音も気づかれにくいので入りやすい
▼家の近くに駐車場がある
⇒犯罪者が逃走手段を確保しやすいため、危険度が上がる
以上のことから、著者の教授が言うには「入りやすく」「見えにくい」。この2つのキーワードが防犯にとって一番大事です。この2つのキーワードをミックスして考えていくと、どこが見られるのかが自然にわかってくると思います。とありました。
狙われやすい照明は
次の問題はこちら。
実は危険!?家の「明るさ」
Q.犯罪者に「狙われやすい照明」はどっち?
A:玄関や勝手口が一晩中明るい家
B:夜、部屋に明かりが点いている家
正解は・・・
A:玄関や勝手口が一晩中明るい家
実は犯罪者は明るさを好みます。夜間の明るさは時間を昼間に戻し、犯罪者の行動制限をなくしてしまうのです。一方「部屋の明かり」は人の気配を感じさせるので、犯罪者は嫌います。
玄関の明かりはずっと点けるのではなく、人感センサーなどを使って明・暗の切り替えをする方が防犯には効果的です。ということです。
次に、在宅中も安心とは限らないということで、住宅に侵入する犯罪ののうち、約3割が住民の在宅中に行われています。ということ。
窓はしっかり閉めましょう
暑い日は窓を開けっ放しで寝てしまう人も多く、侵入される危険性があります。在宅中でも安心とは限りません。とのことです。いやいや、家の窓はしっかりと閉めて施錠してください。その上でしっかりとエアコンで室温をコントロールしてください。
“草食動物になれ” 犯罪を防ぐために
記事によれば、防犯に大切なのは「1人1人の防犯レベルを引き上げる」ことです。
まずは不安を持つこと、そして数分に1回周囲に注意を払うこと。
“草食動物”のように、異変の早期発見・早期対応を心掛けましょう。と書かれていました
防犯で一番大事なのは「悲観的に準備して、楽観的に行動すること」です。草食動物は草を食べるときもいつもキョロキョロしながら警戒しています。
子どもも大人も周りを警戒して、自分の周りだけは犯罪者が入りにくい場所を作りましょう。ということです。
プライバシーを確保しながらも、オープンな外構とすることが理想ですが、なかなか外構工事を工夫する余裕も無い敷地が多いかもしれませんね。そうなると建物本体の防犯性能も重要です。防犯にも有利なRC住宅をご検討ください。