当社が施工するRC造ではFRP製型枠と断熱材を使用する型枠システムを基本としています。このシステムで実現できることは組立時間と工程の削減による工期の短縮、在来工法のように大量のベニア板を消費しないのでゴミの減量と森林保護にも役立つということです。
このシステムにより結果的にコストの削減と性能の向上、均一化を実現することが出来ています。
さらにこのシステムを組み立てるのは日々経験値を積んでいる当社の熟練スタッフが担当いたしますので、より一層美しく丈夫なコンクリート打ち放しを実現出来ることになります。
当社のスタッフは在来工法の実績も多いので、システムの使用できないようなカ所、たとえば階段や斜めの屋根、円形の型枠も組み立てることが可能なんです。この技術的裏付けがデザインにも活かされるということです。
また、大切なコンクリートの打設時にも同じスタッフが担当し、コンクリートの流し込み方法やタイミングにもノウハウを発揮しています。やはりコンクリート造で大切なのはその経験値なんです。
使用するコンクリートは現場からの距離に応じて生コンプラントを設定致します。実際に使用するコンクリートは材料の産地、配合比率などをその都度指定し、コンクリートの配合計画書でも確認しています。さらに毎回のコンクリート搬入時には抜き打ち検査を実施して品質の確保をしております。
実はプラモデルって最初は同じキットなんですけど、造る人によって仕上がりにはかなりの差が出るものなんです。建築も同じで大事な事はそこで腕をふるう人間の考え方だと思うんです。
このようにして出来上がるのがRCdesign(アールシーデザイン)の建物なんです。