「カーテン生活」をやめたら家事が劇的にラクに。洗濯いらず、節約効果も
料理や掃除など、日々欠かせない家事がたくさんあるからこそ、そのほかの家事はなるべく手放したい。約2年前に注文住宅を建てたESSEonlineライターの佐藤望美さんも、一からの家づくりを機に「家事ラク」ができる設備を考え抜きました。今回はそのなかでも「つけて本当によかった」と感じているロールスクリーンについて詳しくご紹介します。
2025年7月18日 16時0分 ESSE-online
窓とカーテン
家に窓がある限り、何らかの遮蔽物が必要になるということなんですが、日本では和室に障子が設けられていました。これはガラスが使われるようになる前から、紙で明かりの調節をしていたわけです。
近代になって洋室が増えてきてからは、カーテンが主流になったと思いますが、その後バリエーションの一つとして、ブラインドやロールスクリーンという形も流通するようになりました。
もちろん好みで選んで頂ければ良いと思いますが、実はそれぞれにメリットとデメリットがあるのも確かですし、適した使い方や向いている場所などがありますので、適材適所を考えても良いのではないでしょうか。
カーテンをつけないこだわり
記事によれば、筆者は夫と小学生2人の子どもの4人暮らし。延床面積86.94平米(約26坪)の注文住宅に住んで丸2年が経ちました。ということ。
子育てや仕事で忙しく、家事にはなるべく時間も手間もかけたくない。そんな思いで、設計段階から「床掃除がスムーズにできるよう、家具を買わずにつり下げ収納にする」「ホコリがたまるテレビ台スペースはとらない」など、家事ラク目線で打ち合わせを進めてきました。
なかでもこだわったのは、カーテンをつけないこと。だったそうです。
カーテン洗いは、とにかくアクションが多い家事です。脚立を持ってきてフックから外す、たたんで洗濯機に入れる、取り出してカーテンレールに戻す…。外すのも取りつけるのも面倒なのに、1つの窓に対して厚いカーテンとレースカーテンがあり、さらに窓の枚数分の手間がかかります。とか。
そうですね、確かにしっかりと洗おうと思うと一仕事な感じもしますが、ほとんどのご家庭では、数年に一度とか、もしかするとまだ洗った事がないというご家庭もあるのではないでしょうか。
カーテンの洗濯が面倒
記事のご家庭では、リビングだけで6セットのカーテンを洗う必要がありました。4LDKだったので、さらに4部屋分の8セットも…。常にカーテンの洗濯に追われているような気分でした。と書かれていました。
著者さんの考えでは、ブラインドは洗濯不要で、採光や風とおしの調節もできる。でも、羽根にホコリがたまってしまって、逆にお手入れの手間がかかってしまうのでは?という不安がありました。
洗濯したくないからカーテンをつけないのに、各部屋のブラインドのホコリをこまめに取る自信はまったくありません。検討した結果、調光機能のあるロールスクリーンをつけることにしました。ということ。
ロールスクリーンのメリット
思えば、以前の住まいでもわが家のカーテンはほとんどあけっぱなし。それでもホコリはつくし汚れるので、どちらにしろカーテンは洗わなくてはなりません。このことを考えると、ロールスクリーンはわが家のスタイルにぴったりでした。
ちなみに、ほかの窓はほとんどすべり出し窓で、外からの視線が気になる箇所はすりガラスを採用。ロールスクリーンをつけるまでもない、最小限の設備にしました。
これで、窓まわりの家事は最小限に抑えることに成功。定期的に行なっているのは、窓ふきとサッシ掃除だけです。
さらに言うと、かかったコストはロールスクリーン代だけ。カーテンレール設置やカーテン代を節約でき、将来にかかるカーテンの交換代や手間も省くこともできたのは大きいと思っています。とご経験を書かれていました。
そうですね、カーテンを採用するとなると、カーテンレールやカーテンボックスなどの設備も必要となりますので、どうしてもコストアップにつながってしまうでしょう。
そう考えると、バルコニーに面した比較的大きな窓ですと、バーチカルブライドという縦型のブラインドなどは、コスパと機能のバランスが良いように思いますのでオススメです。
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