夏に訪れたい「日本の大仏」ランキング! 2位「奈良の大仏」を抑えた1位は?
夏の旅行先を考えるとき、風情ある寺社や静かな場所を訪れたくなる人も多いのではないでしょうか。大仏を訪れることで、心身ともに落ち着くひとときを過ごせるかもしれません。
2025年7月17日 22時30分 All About
夏に大仏
これはまた珍しいアンケート調査を実施されましたね。
そもそも夏に大仏を訪れるという行動自体が、高齢者には難しいことだと思うんですけど、もし避暑地にあって涼しい時間帯で空いているなら、行ってみても良いかもしれません。
しかし、記事にもありましたが、老若男女の大仏好きが大勢いるようで、夏でもしっかりとイベントに組み込まれているようでした。
夏に訪れたい日本の大仏ランキング
今日の記事は、All About ニュース編集部では、全国10~70代の男女250人を対象に、「夏に訪れたい日本の大仏」についてアンケートを実施しました。その結果をランキング形式で紹介します!
2位:奈良の大仏/東大寺(奈良県)/42票
2位は「奈良の大仏/東大寺(奈良県)」でした。歴史的建築と自然が調和する東大寺の境内は、夏でも涼しげな印象を与える場所です。観光名所としても人気があり、夏休みの旅行先として訪れたいと感じる人が多いようです。また、夏にはお身拭いや万灯供養会といった恒例行事も行われます。ということです。
私的にはどうしても建築に目が行ってしまいますが、観光地としてはもちろんトップクラスの場所ですので、50年ぶりくらいに行ってみたいですね。
回答者からは「大仏にたまった1年分のほこりを払う夏の恒例行事お身拭いがあり、大仏はすっきりと輝きを取り戻すからです」(60代女性/愛知県)、「夏のお盆になると万燈篭供養会が行われ大仏さまの境内にもたくさんのろうそくが並べられる神秘的な行事があります。とても心穏やかに体験することができ夏に是非訪れてほしいと思うから」(40代女性/奈良県)、と書かれていました。
1位はやっぱりこちら
1位:鎌倉大仏/高徳院(神奈川県)/65票
そして栄えある1位は「鎌倉大仏/高徳院(神奈川県)」でした。海が近く、自然を感じながら歩ける鎌倉の大仏エリアは、夏の観光にもぴったりの場所として人気を集めました。寺社巡りの合間に周辺の観光スポットも楽しめる点が、夏に訪れたい理由として挙げられています。とのことです。
もう今の鎌倉は、おいそれと簡単には行けない場所となっていて、観光客の多さからオーバーツーリズムが指摘されていますので、現地に暮らされている方たちには、大変なご迷惑をお掛けしています。
こちらも回答者からは「海沿いにあり、夏の観光地といった感じがするから」(20代女性/東京都)、「夏に鎌倉をおとずれたついでに、青空の下で大仏さんを見る、というのも、なかなか風情があってよいと思います」(60代男性/新潟県)、などの回答がありました。
東京大仏
ちなみに、3位は頭大仏/真駒内滝野霊園(北海道)、4位は小豆島大観音/小豆島大観音 仏歯寺(香川県)などが並んでいました。
恐らく国民のほとんどが知らない情報だと思いますが、完成時に国内第三位の大きさを誇った大仏が東京にあって、当時は東京大仏という言葉とともにちょっと有名になった時期がありました。
乗蓮寺というお寺に設置されている大仏なんですが、ここは徳川家康から10石の朱印地を寄進された格式ある寺院です。8代将軍吉宗が鷹狩の際に参拝したことをきっかけに、将軍の休息「御膳所」に指定されました。
境内には旧藤堂家に所在していた仙人や鬼、菩薩などユニークな石像や天保飢饉の供養塔など区指定の文化財があります。山門から右側に鎮座する東京大仏は、関東大震災などの悲惨な災害が起きないよう、昭和52年(1977)に建立されました。高さ13mの青銅製で重さが32トンあり、昭和57年(1982)に東京都が選定する新東京百景にも選ばれました。
何事も1番以外は本当に忘れられてしまうものですが、この東京大仏もお正月はそこそこの人出はあるものの、ほとんどの日は空いていると思いますので、人混みが苦手な方にはオススメです。
所在地:東京都板橋区赤塚5-28-3
時間:9:00~15:45
最寄り駅:
東武東上線下赤塚駅から徒歩25分
都営三田線西高島平駅から徒歩20分
と、最寄り駅からそこそこ歩きますので、夏は特に熱中症対策を忘れずに足を運んでみてください。
ランドマークになる家をお探しなら、RC住宅がオススメです。