一戸建ては「注文」か「建売」か？3人に2人が注文住宅を選びたい理由とは
■家づくりの主流は注文住宅へ？ 選ばれる理由と建売との違いに注目
一戸建てを購入するとき、多くの方がまず迷うのが「注文住宅」と「建売住宅」のどちらを選ぶかという点です。
建売住宅は完成済みの家をすぐに購入でき、価格や手間を抑えられる一方、間取りや仕様を細かく選べないというデメリットもあります。
対して注文住宅は、土地選びから間取り・デザイン・設備まで自由度が高く、自分たちの暮らし方に合わせた理想の住まいをつくれるのが魅力です。
2025年12月5日 10時0分 PR TIMES
買うか建てるか
確かに、一戸建ての住宅を実現しようと思えば、すでに建っている出来合いの家を買うか、またはしっかりと家族の要望とライフスタイルを実現するために、オリジナルな家を建てるか、という２つの方法がありますね。
しかし、お気づきのように、家を買うということと家を建てるということは、似ているけど全く違う行為なんです。
買うだけなら、万人向けに70点を目標に考えた間取りと、コストありきで検討された設備や仕上げでまとめられた現物を判断すればすぐに手に入れることが可能です。
一方で注文住宅を建てるという行為は、全くの白紙な状態から条件を整理して、希望を叶えるための方法を考え、素材を吟味して職人さんが手間をかけてオリジナルな家を造るというものです。
買うと建てるでは、その行為も結果も全く違うものになりますので、まずはそのスタート時点でどこをこだわって、どこまで妥協できるか、買うか建てるかを決めることから議論しなくてはいけません。
アンケート概要
さて、今日の記事で行われたという調査は下記のとおりです。
「注文住宅と建売住宅の選び方に関するアンケート」調査概要
調査手法：インターネットでのアンケート
調査期間：2025年11月17日 ～ 11月30日
調査対象者：事前調査で「現在一戸建ての購入を検討している」と回答した全国の男女
有効回答：100サンプル
どこまで有効な調査かは別として、もし住まいづくりのスタートで悩まれている方には、多少なりとも参考になるといいですね。
注文住宅が魅力的
まず記事にあった質問は下記のようなものです。
質問1：一戸建てを選ぶ際、「注文住宅」と「建売住宅」のどちらに魅力を感じますか？
質問2：その理由を教えてください。
など。
結果を見てみましょう。
合計で66％の方が「注文住宅」に魅力を感じる、と回答しています。
3人に2人が注文住宅を選びたいと考えているようです。
回答にあったコメントは下記のようなものです。
・こだわりの家を建てたい。（30代・女性）
・せっかくマイホームを買うならなんでも自分の理想通りのオシャレでスタイリッシュなマイホームを買いたいから。（40代・女性）
・自分の好きな間取りと動線にできる。（50代・男性）
・自分の好み通りの家を建てたいので。（30代・男性）
○なぜ注文住宅？
回答を見てみますと、注文住宅を支持する理由としてもっとも多かったのは、「間取りや仕様を自由に決められる」、「自分のライフスタイルや好みにあわせた家を建てたい」「デザイン性の高い家が欲しい」「思い描く理想を形にしたい」など、こだわりや理想を反映した家づくりを望む声が多く回答されていたようです。
○建売住宅にも根強い支持
一方、建売住宅を選ぶメリットとしては、約44.1％が「完成した状態を見て購入できる」ことを挙げた。実際の仕上がりや生活感を確認でき、入居後の暮らしをイメージしやすいという安心感がある。
他にも書かれていた回答では、
・価格が注文住宅に比べて安いし自分にとって現実的で良いなと感じたから。（30代・男性）
・注文住宅は高そう。（20代・男性）
・セットになっていて値段が分かりやすい。（40代・男性）
というような声が多かったようです。
如何でしょうか、もちろんどちらが良いというものではありません。私のイメージだと建売は消耗品で注文住宅は資産という感じもしますが、とにかく大切なのはご家族のライフスタイルに沿った選択をした方が後悔は無いと思います。
もし、土地から探して家を建てるや、相続、建て替え、土地活用などで建物を建てるという場合は、是非一度お気軽にご相談ください。
