トイレが便の色や硬さ・量を測定、健康チェックしスマホに結果…TOTOが国内初・税込み49万円超
TOTOは、便の色と硬さ、量をセンサーで測定する機能を搭載したトイレを8月1日に発売する。
一般住宅向け商品としては国内初だという。便の状態や傾向による健康チェックに役立ち、発売3年目で年間約7300台の販売を目指す。
2025年7月16日 18時49分 読売新聞オンライン
TOTOさんの新商品
TOTOさんから新商品のご案内が届いていましたね。
一般的な日常を過ごされている方達には、それほど気になることも無いかと思いますが、実はこのトイレの便器も日々進化をしています。
10年も経過していれば、デザインはもちろんのこと洗浄機能や汚れ防止、お掃除のしやすさなど、驚きの進化をしている部分もあると思います。
便器で健康管理
今日のニュースで紹介されていたのは、なんと便の色や硬さ・量を測定し、健康チェックのためスマホに結果を送ってくれるというものです。
もしかすると、すでにスマートウォッチを着用されている方もいらっしゃるかもしれませんが、今は腕時計のセンサーで歩数はもちろん体温や脈拍、睡眠状態や血圧まで測れたりしますね。
そのデータをスマホに送ってくれますので、私も健康管理には大変重宝しています。
そこに、さらに便の状態も送られてくるようになれば、もう身体の不調は一瞬でわかってしまうでしょうし、そこから一層健康維持に貢献してくれることでしょう。
便を測定
記事によれば、この機能を搭載するのは、高級トイレ「ネオレスト」シリーズの2機種。税込みの希望小売価格は49万3900円から。ということです。
ウォシュレット(温水洗浄便座)に内蔵した発光ダイオード(LED)で便器内に落下中の便に光を当て、反射光をセンサーで受けて長さや輪郭、表面の形状などを測定。色は黄土系、茶系、こげ茶系の3段階、硬さは液状や半固形状など7段階、量は3段階で記録する。
記録は、トイレと連携させたスマートフォンのアプリで確認できる。6人まで測定が可能で、アプリでは、1か月単位の状態の変化を示したグラフや、「便が軟らかめだった」といった傾向の分析結果も表示される。ということ。
ご興味のある方は下記からどうぞ。
https://jp.toto.com/products/toilet/neorest/specification/
便器の価格と寿命
もしかすると上記の価格を見て驚かれた方も多いと思いますが、最近流行りの便器と言えば、1台50万円前後というのが、どこのメーカーでも人気があるようです。
ところで、便器にも当然寿命があります。メーカーの想定は10年です。10年を過ぎた途端に使えなくなる訳ではありませんが、材質の変色や劣化、機能部分の故障なども発生するようになってきます。
実は今の便器って、設備機器というよりも家電製品に近いかもしれません。今回の機能などもそうですが、洗浄便座部分もまさに精密機器という感じです。
皆さんご存知の通り、家電製品は10年を経過しますと時限装置が発動して不具合が発生することになっているのではないか、と私は勝手に思っています。
実は我が家の便器もそうだったんです。10年を過ぎた途端に便座が上がらなくなってみたり、肌触りが悪くなったり、異音が発生するようになったりして、どうにも我慢出来ず交換したことがあります。
これ本当は言ったらいけないのかもしれませんが、高級な便器ほど修理が難しく、汎用性のある便座も使えませんので、10年前後で交換のスケジュールを予定しておく必要があります。
もし少しでも安価に継続使用をお望みなら、ベーシックなスタンダード形状の便器をお選び頂き、便座の交換が可能なタイプとしておくことが必要です。
それにしても、便の状態を日々確認していくとなると、すでになんらかの病気で闘病中の方には重宝がられるかもしれませんが、今のところ特に問題のない方達では、その計測結果を見るタイミングを決めておかないと、変なタイミングでは見たくないということもあるかもしれません。
便器の選び方に迷われているなら、是非お気軽に弊社までご相談ください。