住人女性「ガスつけようとして爆発」高輪で住宅火災 渋谷でも…乾燥続く東京で火事相次ぐ
東京都心は平年のわずか1%の雨量で空気の乾燥が続き、火事が相次いでいます。東京・港区では住宅火災が発生し、住人は「ガスをつけようとしたら爆発した」と話しています。
2025年12月12日 19時18分 日テレNEWS NNN
火災の多い季節
毎年のことながら、この季節になると本当に多くなるのが火災のニュースです。ここから春くらいまで毎日のように報道されますが、一向に改善されないのはなぜなのでしょうか。
その多くが木造家屋であり、犠牲になるのは高齢者などの弱者のケースとなっていますので、そのあたりをもう少ししっかりと対策をしていく必要があるように思います。
記事によれば、12日も火事が相次いだ東京。お昼時には、渋谷駅の目の前で…。
110番通報「黒い煙と火がある」
警視庁などによりますと、火事があったのは5階建ての複合施設の最上階です。
火は30分ほどで消し止められ、ケガ人はいないということです。
ということがあったり、
そして、港区高輪でも。カメラが捉えたのは青空に立ち上る白煙です。その下では…
通報「家から火が見える」
警視庁などによりますと、火事が発生したのは午前10時すぎ。
石澤尚弥「news every.」取材班
「多くの消防隊員が消火活動をしています。外壁が崩れ落ちてしまっています」燃えているのは、木造2階建ての住宅です。という火事があったそうです。
近隣住民
「物干し場で洗濯物を干してた。干してる時はキレイな空。『風が強いな』と思ってたら白い煙が向こう側からわいてきて」そして、すぐに。「白い煙が上がったと思ったら、たちまち黒い煙が屋根の間からすごく炎が上がっていて」とのことです。
こちらは太平洋側を中心に乾燥し、北風も強くなっていた12日。火災のリスクが高まる中での火事でした。ポンプ車など26台が出動し、火は5時間半ほどで 消し止められました。
この火事で住宅3棟が焼け、全焼した木造2階建て住宅に住む高齢女性がケガ。「ガスをつけようとしたら爆発した」と住人の女性は話しているということです。と書かれていました。
原因と対策
記事にあったのは、“ガス爆発”の理由について、専門家は“ガス漏れの可能性”を指摘します。
元東京消防庁・麻布消防署長さんは「ガスの配管から漏れていたのか、ガスの器具から漏れていたのか、このどちらかだと思う。老朽化して腐食しているものもある」とコメントされていました。
さらにできる対策については、「ガスくさい臭いがしたら火はつけない」という当たり前のことと、ガス警報器を設置することも対策になると言われていました。
高輪消防署
実はこの現場は「東京都選定歴史的建造物」に選ばれた高輪消防署・二本榎出張所に隣接する住宅だったそうで、ちょうど当社の大工さんがすぐ近くの現場で作業中だったのですが、それはそれは大変な騒ぎだったということです。
私もこの現場には何度も足を運んでいますが、この高輪消防署の建物がとてもいい雰囲気で、消防署なんですけどちょっと海を感じさせたりする、かわいい建物なんです。
もちろん、鉄筋コンクリート造の3階建てで、すでに100年近く経っている建物ですがまだまだ現役で活躍してくれているのが嬉しいですね。
もっともっと鉄筋コンクリート造の家が増えて欲しいと思います。






