50代からの「家事を手放す」5つのコツ。大切なのはものを減らして“やりすぎない”こと
気温が高いと、家の中で過ごしていても、じっとりとした暑さや湿気で体力を消耗してしまいますよね。そんなとき、毎日の家事にいつも通りの時間や労力をかけていてもなかなか疲れは抜けません…。
とくに50代以降は、若い頃のように無理がきかなくなります。この機会に、「やらなければ」と思っている家事の量や手間を見直し、負担を減らしてみませんか?
2025年9月8日 20時0分 ESSE-online
家事時間と疲労
今の季節では、まだまだ残暑厳しい状況ですので、同じ家事労働でも他の季節に比べて数倍の疲労が蓄積されてしまうように感じられているのではないでしょうか。
そんな環境下では、ちょっとした作業でも汗が噴き出てきますし、そもそも限られた大切な時間を少しでも好きなことに使いたいとすれば、極力家事時間を節約したいと思って当然です。
今日の記事では、カナダ在住のブロガーさん(60代)の視点から「家事をシンプルにするコツ」を紹介してくれています。毎日暑くてやる気のない今こそ、家事の効率化を図るチャンスです。
1:掃除は小分けにする
まず記事にあったのは、掃除は一度に全部やるよりも、小分けにして少しずつするほうが手間がかからないと感じています。ということ。
たとえば、洗面台やキッチンのシンク、鏡は使った直後にサッとふきます。これだけで、水アカや汚れがたまらず、大掃除の必要がなくなります。1回の掃除の範囲を小さくすれば、掃除が苦手な人でも取り組みやすいと思います。
我が家でも週末のお風呂掃除や全体的な掃除機掛けでは、私の担当も少なからずありますが、この水回りについて言えば、本当に毎日のちょっとした手間が、掃除を楽にしてくれます。
2:調理はできるだけシンプルに
三度の食事の用意に疲れているなら、できるだけシンプルに。50代以上の人におすすめなのは、買いすぎやつくりすぎをやめることです。
食べる分だけ買うようにすれば、余計な調理も、あと片付けもしなくてすみます。冷蔵庫にたくさん食料が入っていないと心配な人は、本当にそんなに必要なのか一度考えてみてはいかがでしょうか。と書かれていました。
これも子育てが一段落したら、取り組むべき項目だと思います。もちろんお料理が好きで趣味にされている方もいらっしゃるでしょうから、それはそれで楽しんで頂ければ良いのですが、一定の年齢を超えると、そんなに量を食べることが出来なくなりますからね。
3:洗濯物の量を減らす
洗濯の負担を減らすために、かさばるものや特別なケアを必要とする衣料を減らします。
バスタオルはスペースを取り、乾くまでに時間がかかります。洗うタイミングも考えなければなりません。私はずいぶん前にバスタオルを使うのをやめましたが、本当に洗濯がラクになりました。もちろん、収納スペースもあきました。
こんな工夫もチャレンジしてみると良いかもしれません。
4:本当に使うものだけをもつ
ものが多いと整理整頓に時間がかかり、暑い時季はそれだけで疲れます。所持品を見直して、本当にもつ必要のあるものだけにしぼりこみ、収納しましょう。
見直しをしても、まだものが多いならようなら、出し入れしやすい収納を意識してみてください。よく使うものだけを手元に置き、それ以外は箱に入れて別室に移動させます。とのこと。
そうですね。お片付けの苦手な身としては非常に耳が痛いのですが、これも日頃からの意識が大切に違いありません。ただ、長年コツコツと集めたコレクションは大切にしたいですね。
5:家事をやりすぎない
家事の負担を減らすために、以下の2つを心がけてみましょう。
・やりすぎない(完璧主義を手放す)
・なにもかも自分でやろうとしない
家族に頼めるなら、どんどん家事をしてもらいましょう。また、便利なツールを使うのもおすすめです。必要に応じて、掃除ロボットのレンタルサービスを利用するのもいいかもしれません。自分が休憩している間に、ロボットが掃除をしてくれるのでとてもラクです。
以上、家事の負担を減らす方法を紹介しました。夏の疲れをもち越さないためには、がむしゃらにがんばるより、ものを減らして家事をやりすぎないことが重要だと感じています。と記事にも書かれていました。
昭和の主婦の中には、固定観念や強迫観念にしばられたまま、自分がやらなければいけないとか、このレベルをキープしなければならないとか、非常に自分に厳しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしよければ、一度だけでもそのこだわりや執着を手放してみると、きっと新しい発見があるかもしれません。そんなチャレンジを今すぐに試してみましょう。