掃除の定番だけど…? 意外と知らない「メラミンスポンジを使ってはいけない場所」6選
水だけで汚れが落ちると人気の掃除グッズ「メラミンスポンジ」。近年はホームセンターだけでなく100円ショップにも定番品として並んでいるので、手にする人も多いことでしょう。
身近にあるメラミンスポンジですが、実は使ってはいけない場所が存在します。今回は、メラミンスポンジを使わない方がいい場所とおすすめの使い方をご紹介します。
2025年5月28日 21時15分 All About
覚えておきましょう
家事もベテランの域に達している方達には当たり前のことと思いますが、最近一人暮らしを始めた人や、結婚してから家事をするようになったという人では、このメラミンスポンジは一見コスパの良い便利グッズに見えるのではないでしょうか。
ところが、どんな汚れも簡単に落ちる、という道具や洗剤はもちろんそれなりにデメリットを伴うこともあるということは知っておいた方が良いと思います。
そもそもメラミンスポンジとは?
記事にもありましたが、メラミンスポンジとはメラミン樹脂を発泡させて作られた掃除用スポンジで、微細な網目構造により汚れを物理的に削り取ります。洗剤を使わずに水だけで汚れを落とすことができ、使っていくうちに小さくなっていくのが特徴です。と書かれていました。
言い方を変えると、紙ヤスリと同等のものと思って頂いた方が良いくらい、自分も削れますが、同時に相手も削って汚れを落とす仕組みなんですね。
となれば、対象物が柔らかい素材であればすぐにキズだらけになってしまうのは、容易に想像出来るのではないでしょうか。
使用NGな場所
そんな性質で掃除道具の定番となったメラミンスポンジですが、それゆえにいくつか使ってはいけない場所がありますので、確認しておきましょう。
▼浴槽
浴槽の汚れがシミのようになってくるとメラミンスポンジを使いたくなりますが、浴槽掃除にメラミンスポンジは不向きです。浴槽の素材にもよりますが、一般的な浴槽の樹脂をこすってしまうと細かい傷ができ、余計に汚れが入り込みやすくなってしまいます。と記事にも書かれていました。
書かれていたように素材によるのですが、現在の浴槽はほとんどNGと思っていただいた方が良いと思います。さらに浴槽にとどまらず、浴室の床やカウンターも避けて頂いた方が良いでしょう。
その他の使ってはいけない場所は下記のとおりです。
▼表面加工されている鏡
▼光沢のあるステンレスシンクなど
▼漆器や木製家具
▼テレビやスマートフォンの画面、車のボディ
▼歯などの身体
以上が記事に挙げられていました。
どれも想像できると思いますが、キズのつきやすいものばかりですね。ちょっと注意が必要なのが、光沢のあるステンレスというもの。
ステンレスもその仕上げ方法はいろんな方法がありますが、その中で「光沢のある」というのは鏡面加工などの加工がされていると、同じくキズが目立ってしまうようになるということです。
NGな使い方を見ていると、ではどんなところで使ったら良いのか、わからなくなってしまいますが、もちろん得意とする使い方もありますので、参考にしてください。
メラミンスポンジが得意な汚れ
最後に、メラミンスポンジが得意とする汚れをご紹介します。
▼茶渋など
陶器やガラスなどの食器についた茶渋汚れやコーヒー汚れは、メラミンスポンジが得意とする汚れです。同様に下記の汚れも得意とするところです。
▼水あか(カルキ汚れ)や皮脂汚れ
▼スニーカーのソールなどの汚れ
以上です。これらはいずれの汚れも削って落とせるものということです。水だけで汚れが落ちるメラミンスポンジですが、間違った使い方をせずに上手に使いたいものですね。
汚れにくい家をお探しなら、RCdesignまでお気軽にご相談ください。