「2027年問題」もうすぐ使えなくなる「自宅に必ずあるもの」とは?
「蛍光灯が製造中止? ウソでしょ。うちの照明はどうなるの?」
驚く人が多いだろう。だが、2027年末までに蛍光灯の製造や輸出入は禁止となる。「水銀に関する水俣条約」に基づき決まったことだ。
「国内メーカーの製造はすでに終わっています。在庫の販売はまだ続きますが、数が減って値段も徐々に上がっていくでしょう」
2025年10月29日 11時0分 女性自身
2027年問題
まあ代わる代わる何年問題というものが言われますが、人間の文明は当然完璧なものではありませんので、定期的に更新が必要ということなのではないでしょうか。
今日の記事にあったのは、蛍光灯に使われる水銀が原因で、製造や輸出入が終了する「2027年問題」といわれるものが取り上げられていました。
もしかすると、家にはあちこちに蛍光灯があって、これはどうすればいいのだろうかとお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
記事によれば、「LEDに取り換えましょう。LEDの消費電力は、蛍光灯の50%。付け替えれば、電気代が減りますよ」とのこと。
さらにLEDは2つのメリットを持つ。と言われています。
消費電力
記事に書かれていたのは、まずは消費電力だ。1日5~6時間点灯した場合、1年間の電気代は蛍光灯なら4千222円だが、LEDは2千111円と、半額だ。
もう一つは寿命の長さ。蛍光灯は6千時間で交換する必要があるが、LEDなら4万時間もつ。1日8時間使用したとすると、LEDなら13年以上もつことになる。
10年の総コストは、LEDだと蛍光灯の半額で済むことになる。蛍光灯は一刻も早く、LEDに替えたほうがお得なのだ。と書かれていました。
LED照明に関しては、すでに普及も進んでいるかと思いますが、もしまだ古い電球や蛍光灯を使っている照明器具がありましたら、故障する前でもお早めに交換されることをオススメいたします。
家電にもある
さらに記事では、実はもう1つ「家電の2027年問題」があるという。
「経済産業省が家庭向けエアコンの省エネルギー基準を2027年度から引き上げます。そのため、2027年4月からは“廉価型”エアコンが買えなくなります」とのこと。
いま店頭には「省エネ基準達成率」の低いエアコンが5万~6万円などの激安価格で販売されている。“庶民の味方”と思しき廉価型だが、著者さんは「販売価格が安くても10年で考えると損」という。
15畳用の大型エアコンで比較してみよう。売場のエアコンに貼られた緑のステッカーにある年間電気代をヒントに、エアコンを10年使うつもりで試算する。
販売価格20万円の上級タイプは年間電気代が5万1千310円。10年間の電気代は約51万円だから、エアコンの本体価格を足した総コストは約71万円だ。
いっぽう10万円の廉価型の年間電気代は6万5千660円。10年間の電気代約65万円に本体価格を合わせると75万円になる。とのことです。
結果としては「購入時は高いと感じるかもしれませんが、省エネ基準達成率100%以上のもののほうがお得です」ということ。
電気代の上昇と助成金
この結果も今の電気代で試算したものですので、これからの電気代上昇を考えれば、もっとその差が広がるのは確実でしょうね。
記事にもありましたが、「東京都の『ゼロエミポイント』など照明器具やエアコンの買い替えに補助金を出す自治体が多いです。それらを活用してください」条件の合う方はお得に買い替え出来るかもしれません。
照明器具もエアコンも、毎度のことながら期限間近になると駆け込み需要で値上がりする可能性が高いですね。まだ余裕のある今がお得な買い替え時に違いありません。
時代はインフレ
実は最近、住宅建築についても感じるのですが、住まいづくりをご検討されている方達の意識が、まだまだインフレに対応しきれていないように思います。
ここ数ヶ月間だけでも、すでに設計が終わっていて施工業者を探されている、というお客様がご来社されるケースが増えています。
恐らく設計の相談が始まってからすでに1年近く経過していると思いますが、その間だけでも確実に工事費の値上がりがありましたので、今見積をすれば当初の想定金額よりもコストアップした結果になってしまうことも当然です。
これから住まいづくりを始めるという方には、当初想定の工事費予算に対して10~20%のインフレ対策費を別途ご用意されておかれることをオススメいたします。
さもないと、絵に描いた餅を作ることになってしまう可能性が高まってしまうでしょう。
住まいづくりのご相談は1日も早く弊社までお問い合わせください。
 






