固定金利そろって引き上げ 大手5行の住宅ローン
長期金利が上昇傾向にあるなか、大手銀行5行はきょうから適用する9月の住宅ローン固定金利を引き上げます。また、一部の銀行は変動金利も引き上げます。
2026年9月1日 8時3分 ABEMA TIMES
金利上昇中
いやはや、時代の変化が急速に進んでいますね。つい先日まで0%台だったのが夢のような感じになっていますが、残念ながら暫くはそんな低金利に戻ることはないでしょう。
むしろ、ここからもう少し金利の上昇も想定しておく必要がありそうですので、そんな経済環境に一時も早く慣れて順応した方が得策ではないでしょうか。
固定金利が3%後半へ
記事によれば、固定金利は10年もの国債の金利などに影響を受けます。そのため、長期金利の上昇をうけ、三菱UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行は10年固定型の最優遇金利をそれぞれ引き上げ、3.45%から3.7%とします。また、りそなと三井住友信託も引き上げます。
利用者の多い変動型の最優遇金利については3行が据えおきましたが、三菱UFJが0.25ポイント高い1.195%に、三井住友も0.25ポイント高い1.525%に引き上げます。とのこと。
固定金利とは言え、3%後半という数字はなかなかショッキングというか新鮮とも言える感じがします。
一方で変動型はまだ1%台をキープ出来ているということですので、精神的にはまだ抵抗感が少ない感じですね。
フラット35も過去最高
ちなみに、他の報道によれば、住宅金融支援機構は1日、長期固定金利型住宅ローン「フラット35」の9月の適用金利を発表した。返済期間が21年以上35年以下の最低金利は3.46%だった。前月比で0.17%上がり、現行制度になった2017年10月以降の過去最高を更新した。とありました。
すでに住宅ローンを利用されている方はもちろんのこと、これから申込みをしようかと考えている方も、最近の金利動向にはきっと注目をされていることと思います。
リテラシーが必要
当然のことながら、なるべく低い金利で借りて完済するまで続いてくれれば、何の問題もありませんが、そんな上手くいくことは、歴史的に見てもそう多くはありません。
お金を借りるということでは、住宅ローンにおいても金利が大切なのはそのとおりですが、では数字だけで選べば良いかというと、実はそうではありません。
人生設計やライフスタイル、もちろん時代背景によっても条件が変化しますので、その時に自分に合った住宅ローンを選ぶことが大切ですし、そのためにはある程度自分の金融リテラシーを上げておくことも必要だと思います。
預金金利とローン利息
一方で他の記事にあったのは、1日の債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは一時、3.00%をつけました。原油価格が高止まりする中、アメリカの長期金利が上昇し、日本国内にも金利高の流れが波及しています。と書かれていました。
預金金利や投資の利回りとローンの利息には常に一定の差があるものですが、この上昇局面では一層負担が重く感じられてしまいます。
金利が上昇していけば、預金金利も上がる一方で、住宅ローンの負担も増えます。
預金があれば負担も少ない
長期金利で3%の水準が続き、日銀が利上げを進めた場合の試算では、全世帯の平均では年間8万2000円ほどのプラスになるとのことで、ここでも預金の多い方には良いニュースとなります。
一方で、ローンを抱えている層に限れば7万9000円ほどのマイナス、特に若い30代では21万円ほどのマイナスという試算結果もありましたので、やはり預金利子が増える効果より、ローンの負担増のほうが大きくなるということになります。
結局は金融機関さんの利益が増えるということになるのでしょうし、集まるところには集まるということが続くのでしょうか。
住宅ローンは大きな買い物です。リスクを少しでも少なくするのか、多少のリスクを取ってでも負担の少ない返済を選ぶのか、専門家の意見も聞きつつ自分にとって最善の選択をしたいものですね。






