子どもの暑さは大人より「7℃」高い?サントリー食品が「こども気温」啓発イベント実施、夏の「お・か・し」のキーワードで熱中症対策呼びかけ
◆質の良い日陰の条件は、夏の「お(大きい日陰)・か(風が通る)・し(自然の近く)」
サントリー食品インターナショナルは7月23日~25日まで、「GREEN DA・KA・RA」ブランドの熱中症対策啓発活動の一環で、「2025年『こども気温』啓発イベント~夏休みに親子で“いい日陰”ハンティング体験~」を猿江恩賜公園(東京都江東区)で開催している。
2025年7月24日 16時26分 食品産業新聞社
こども気温とは
サントリーさんの啓発活動で「こども気温」というキーワードを周知させるもののようで、こどもの気温は大人の+7℃であることを紹介されていました。
記事によれば、「こども気温」とは、照り返しなどの影響で、子どもの身長の高さで計測した気温が大人よりも約7℃高くなる現象のこと。サントリーとウェザーマップ社が2023年に行った共同検証実験で確認された。とのことです。
良い日陰
イベントでは、日陰にも質の差があり、暑さが違うことをパネルで紹介していました。
サントリー食品は2025年の取り組みで、暑さ指数の低い“質の良い日陰”の条件として、「大きな日陰」「風が通る」「自然の近く」の頭文字をとった、夏の「お・か・し」というキーワードを用い、子ども自身で質の良い日陰を見つけることを呼び掛けている。とのこと。
さらに公園内で質の良い日陰の条件に当てはまる「ベスト日陰」を探す「日陰ハンティング」を実施。また、「+7℃」を疑似体験できるコーナーや、救急救命士による熱中症対策講座を実施する。とありました。
犬気温も
今年5月にサントリー食品は、子ども特有の身体特性をふまえた熱中症対策として、水分補給に加えて“暑さから逃げる”行動の重要性について発信していたそうです。なお、今回のイベントは、東京都の後援を得て実施しており、今後も実施していく考えだということです。
今日の記事からすると、子どもで+7°Cということは、犬の場合は余裕で+10°Cということになりそうですので、より一層注意が必要ですね。
これからの季節では朝晩の散歩も命懸けで、足裏の火傷も心配ですが、極力時間の調整をしつつ少しでも安全快適に過ごすようにしたいものです。
ますます厳しくなる日本の夏には、RC住宅がお役に立てるかと思います。
それでは。