タオルや靴下、あき箱…「家にたまりがちなもの」4つ。気づけば増えているものを手放すコツ
毎日暮らしていると、気づかないうちに増えてしまうものってありますよね。今回は、「気づくと増えているもの」と、「手放すための基準」についてご紹介します。元・片付けベタで、もの多めな暮らしをしていた整理収納アドバイザーで、ESSEフレンズエディターのむらさきすいこさんの経験と、訪問整理収納サポートでよくあるケースをもとにお伝えします。
2025年9月4日 16時0分 ESSE-online
片付け問題
今日の記事には、私と同様に共感された人も少なくないのではないかと思います。
毎度のことながら、家の片付けは永遠の課題かもしれませんが、いやいや他のお宅にお邪魔してみますと、しっかりと整理された生活感の感じにくいリビングに通して頂くケースももちろんあります。
ベテラン主婦さんのご家庭では、一通りの経験をされた後、良い具合にバランスの取れたインテリアに囲まれている場合もありますので、一言で片付けと言っても全てを無くせば良いわけではないでしょう。
今日の記事でも紹介されていた「家にたまりがちなもの」は、やはり何の役にも立てないということを早めに認識して、速やかに行動に移した方が良さそうです。
1:人に見られても大丈夫?傷んだ靴下
まず記事にあったのは、洋服に比べて気軽に買いやすい「靴下」は増えやすいアイテムのひとつです。筆者も以前は引き出しいっぱいの靴下をもっていたことがありました。そして、整理収納サポートでも、大量の靴下のペア探しをする場面がよくあります。
穴があいたり生地が傷んだりしていれば迷わず処分できますが、そうでない靴下は、手放す基準がわかりにくいものです。
そうなんですよね、気付けば何シーズンも履いていない靴下とか、よく見れば色あせやゴムの伸び、ヨレが気になるものは、手放す対象にしなければいけません。
2:まだ着られるかも?機能性インナー
次はこれです。「まだ着られるし…」と、手放せない衣類のひとつが「機能性インナー」。毛玉ができたりヨレたりしていても、つい着続けてしまうものですよね。
ですがじつは、一般的に機能性インナーの寿命は「3年」といわれています。洗濯や着用をくり返すうちに、本来の機能が落ちていきます。製品によっては、タグに製造年が記載されていることもありますので、衣替えや整理のタイミングで一度確認してみるのがおすすめです。
そうなんですよ、我が家でも昨シーズンに発覚したのは、私のヒートテックインナーに相当年数を経過しているものが混ざっていたということ。
それでも、それまでは普通に着用していた訳ですし、多少生地の厚みに違和感を感じながらも、その機能性の部分ではあまり違いを感じずに使い続けていました。
3:掃除に使えるかも?と取っておいたタオル
こんなものも。毎日使う「タオル」も、意外と劣化に気づきにくいアイテムのひとつ。
筆者も以前はごわつきや色あせに慣れてしまい、気にせず使い続けていました。一方で、贈答品の新品タオルは「もったいないから」「来客用に」と長年しまい込んでいたのです。
タオルは、ごわつきや色あせ、においが気になりはじめたら交換のサイン。ということです。
4:捨てるのがもったいないあき箱
これですね。整理収納サポートでは、押し入れやクローゼットの上段から「あき箱」が大量に出てくることも珍しくありません。
残している理由が、「売る予定がある」「引越しに使う」「シーズンオフの収納に便利」など、使い道が明確であれば無理に手放さなくても大丈夫です。
しかし、「なんとなくもったいなくて…」という理由だけで残している場合は、貴重な収納スペースに空気をしまっているような状態になっています。ということです。
これと同様に洋服屋さんなどのショップ袋もまた、気付くとたまっているものではないでしょうか。これも定期的に確認しながら、処分をしていかなくてはならないことだと思いますね。
以上が家にたまりがちなものとして紹介されていましたが、まあどれも身に覚えのある事柄でしたので、家にたまりがちなものを極力放置せずに、適正な判断の上処分をしておくことが大事なんですね。
がんばりましょう!