【寝室に置くべき防災アイテム】3選! おすすめポイントと保管方法もレクチャー
寝ているときに緊急地震速報の大きな音で飛び起きた経験、皆さんも1度はありますよね。夜間に災害が発生したときにあわてないためにも、寝室に置いてほしい防災アイテムをご紹介します。
なんとなく、地震や線状降水帯などの大雨は寝ているときに起こることが多いな、と感じたことはありませんか?
2024年12月16日 6時55分 ラジトピ
あれから1年
もうすぐ能登半島地震から1年が経とうとしています。本当に時間が経過するのが早く感じますが、被災された方々にとっては、想像もできないくらいの辛い一年だったに違いありません。
災害は時を選んではくれません。お正月だろうがお構いなしに発生してしまいます。もちろん睡眠中に発生することもあり得ます。
災害が発生する時間帯
記事によれば、2009年~2023年の過去15年間において、震度5弱以上の地震が発生した時間帯を調べてみると、23時台が最も多く、続いて22時台に多く発生していることがわかりました(気象庁ホームページの統計より)。
さらに、同じ15年間に発生した線状降水帯の数は約500回に上り、発生時間帯が特に多いのは、22時台や朝2時~6時台でした(気象庁研究所の分析より)。
あくまでもこの期間においては夜間の発生が多かったというだけで、地震や線状降水帯が夜間に発生しやすいとはいえませんが、普段から就寝時の災害も想定して備えておくことが大切です。とのことです。
そこで、記事にあった【寝室に置くべき防災アイテム】3選は以下の通りです。
懐中電灯
【懐中電灯】停電時や居場所を知らせるのにも役立つ
停電してしまったとき、まず部屋の状況を確認するためにも灯りは必要ですよね。懐中電灯の光があれば、助けを呼びたいときに居場所を知らせることもできます。
これはもう防災アイテムの基本中の基本ですが、それゆえに気を抜いてしまい電池切れになっていたり、経年劣化で端子が錆びていたりして、使えなくなっている場合もありますので、定期的に点検しておかれることをお勧めします。
記事で紹介されていたのは、懐中電灯のなかでもおすすめなのが、無印良品の「LED懐中電灯」です。乾電池を最大4本(単三乾電池2本、単四乾電池2本)、最小1本でも使用可能で、さらに、単三乾電池と単四乾電池のどちらでも使うことができます。そのため、乾電池の数や種類をそろえることが難しい災害時でも問題なく使用できます。とありました。
笛
【笛】少ない力で遠くまで助けを呼ぶことができる
地震の揺れで家具が倒れてきて身動きが取れなくなってしまった場合などに、大声で助けを呼び続けるのはかなり体力を消耗します。そんなとき、笛があればより少ない力で遠くまで助けを呼ぶことができます。
そうですね、実際に被災された方のお話を伺いますと、極限状態の時には声も出ませんし、声を出すことで体力を消耗してしまいますので、助けを呼ぶには笛が最適です。
これも記事で紹介されていたのは、笛にはさまざまな種類がありますが、ダイソーの「エマージェンシーホイッスル」のような蓄光タイプのものであれば停電時にもすぐに見つけることができるので便利です。とのことです。
スニーカー
【運動靴・スニーカー】ガラスの破片などから足元を守る
寝室に窓がある場合は、地震や台風などの災害時に窓ガラスが割れてしまう可能性があります。ガラスの破片が床に散らばっている状態で、真っ暗ななかを素足で歩くとケガをする恐れがあるので、足元にスニーカーや運動靴を置いておくと安心です。
これもよく言われていることなのでご存じだと思いますが、欧米と違い日本では家で靴を脱いで生活していますので、靴を探しに玄関まで行かなければいけません。
地震の揺れで飛ばされたり、靴のなかに破片物などが入ってしまうのを防ぐために、袋に入れた状態でベッドの脚などに固定しておくと良いでしょう。
寝室に置くべき防災アイテム
如何だったでしょうか。ほかにも、倒壊した家屋や散乱した家財から手を守るための「軍手」や、頭を守るための「ヘルメット」なども備えておくと役立ちますね。
防災対策は常日頃から行われていることと思いますが、もしまだ大した対策も行っていないというような場合には、最低限今回紹介されていた3つは揃えておきましょう。
もちろん、何よりも優先しなければいけないのは、住まいをRC住宅にすることに違いありません。