知らないうちに毎日の睡眠の質を落としている…WHOの基準値を下回る”日常生活に潜む騒音の種類”
睡眠の質を上げるには何をするといいか。医療職インテリアコーディネーターで上級睡眠健康指導士の田口里奈さんは「質のいい睡眠を得るためには、環境を整えることが重要だ。都心部では、近くを走る車の音、電車の音などの環境音に『慣れてしまった』と感じていても、睡眠時に『騒音』となっている可能性がある」という–。
2026年9月6日 19時15分 プレジデントオンライン
睡眠は大事
日本人も睡眠を真剣に考えるようになってどのくらいの日数が経ったでしょうか。
昭和の時代は文字通り24時間戦って当然という風潮でしたし、その風習はつい先日まで社会に残されていたように思います。
しかし、コロナ禍や大谷くんの効果もあって、より良いパフォーマンスのための睡眠であったり、何より健康を意識される方も増えましたので、ようやく日本人の常識が変わったのではないでしょうか。
寝室の温度をキープ
まず記事にあったのは、もっとも寝やすい寝室の温度ということについて書かれていました。
近年、気候変動の影響により、季節の二極化が進んでいます。夏と冬の期間が長くなり、春や秋といった過ごしやすい時期が短くなっている傾向です。
数年前までは就寝中の冷暖房をつけずに過ごせていたという方でも、ここ数年は夜間の冷暖房の稼働が欠かせない状況になっているのではないでしょうか。とのこと。
これはすでに皆さんが実感されていることと思います。本当に良い季節が短くて、極端な夏と冬の期間が長くなっていると感じられている方がほとんどだと思います。
弊社では、すでに20年以上前から、エアコンの24時間連続運転を推奨し、それを支える気密性と断熱性を実現してきましたし、当時から世界基準の住まいづくりを目指してきました。
布団の中の温度
記事によれば、睡眠に最適な温度の目安として、厚生労働省「健康日本21アクション支援システム健康づくりサポートネット」では、寝具と体の間の温度である寝床内温度は33度±1度が適切とされています。これは皮膚の表面温度と同じぐらいの温度です。
三洋電機株式会社が行った研究では、寝床内温度を32度±2度の範囲に保つことで、深睡眠の割合が増加することが報告されています。真夏や真冬にこの温度を保つには、冷暖房の使用が不可欠です。
夏の熱帯夜には冷房を一晩中つけたまま眠ることが一般的になってきましたが、冬場の暖房管理にも同じくらいの注意が必要です。とありました。
正しい暮らし方の実践
ここはまだまだ古い暮らし方、間違った生活スタイルを続けられている方が意外と多いのではないでしょうか。
冷暖房は贅沢で、極限まで我慢するものと教えられて育った方では、なかなか正しい暮らし方に移行するのが難しいものですが、実際に実践してみると光熱費が下がりますので、それを実感するとようやく新しい暮らし方に慣れるようです。
いつもお伝えしていることですが、WHO(世界保健機関)が推奨する寝室の室温は18度以上ですが、日本の冬の寝室平均気温は12.8度であることを報告した調査があります。
「冬の夜は寒くて当たり前」と寒さ対策を疎かにしながら夜を過ごしてしまうと、質の高い眠りは得られにくいといえます。私たち日本人は、環境に対して我慢しがちなのかもしれません。と書かれていました。
本当に、日本においてはほとんどの国民が我慢を美徳として教育されてきましたし、それが国民性となっているところもありますが、さすがに生命と健康の維持を考えるなら、環境を我慢してはいけません。
音の環境も大事
次に書かれていたのは、睡眠においては「音の環境」も大切です。とのこと。
最近では、音楽や動画を流しながら寝落ちする習慣のある方も増えているかもしれません。ベッドでも気軽に楽しめる娯楽が増えたため、音が流れている状態で就寝する方は少なくないようです。しかし、起きているときは「心地よい音」でも、就寝中には「騒音」になりえます。
さらに都心部では、近くを走る車の音、電車の音などの環境音も睡眠時に「騒音」となっている可能性があります。WHOが推奨する寝室での音の大きさは30デシベル以下です。30デシベルとは、深夜の郊外、鉛筆での執筆音と同程度の静けさです。
毎晩のように耳元で流れっぱなしの音楽や、慣れたと感じているいつもの交通音は、目安の30デシベルを超えているかもしれません。ということです。
防音が重要です
屋外から侵入する音を止めるには、空気の流通を止めること、気密性を高めることがまずは第一です。
そして次に大切なのが一定の重さが必要ということ。音のエネルギーを跳ね返すには、硬くて重い材料が必要です。
さらに記事にあったのは、そしてもう1つ注意したいのが、就寝中の一時的な突発音です。突発音の場合は45デシベル以下がWHOによる目安です。
家族が眠っているときのドアの開け閉め音や、壁の照明スイッチを切り替える「カチッ」という音も、製品や操作法によっては45デシベルを超える可能性もあるので注意が必要です。
温度、湿度、音に対しては「慣れてしまった」と感じていても、実は毎日の睡眠に悪影響を及ぼしている可能性が高いです。それはつまり、環境を整えることで、あなたの睡眠の質がさらに上がる可能性もあるということです。と書かれていました。
やはり睡眠の質を上げるなら、住まいはRC住宅がオススメです。






