東京23区の7月末までの“熱中症死者”56人中54人は「室内」 7割はエアコン使用せず
東京都では5日午後3時までに、67人が熱中症により救急搬送されました。
これについて、SPキャスターの山口真由さんとお伝えします。
宮司愛海キャスター:熱中症で亡くなった方に関する最新の調査結果というものも発表されています。東京都監察医務院によりますと、東京23区では6月から7月末にかけて56人の方が亡くなりました。熱中症の疑いです。54人が屋内で亡くなっていまして、このうち約7割の方がエアコンを使用していなかったことが分かっています。
2025年8月5日 16時22分 FNNプライムオンライン
高齢者とエアコン
ちょうど昨日も実家で暮らす両親の様子を見に、帰宅途中に寄ってみました。
すでにここ何年間は、季節の変わり目にエアコンの温度設定をしてから、リモコンを手の届かないところに隠すということを行っています。
しかし、それでも自分たちで調整してしまったり、スイッチを切ってしまうこともありますので、本当に気が抜けませんので、昨日も室温とエアコンの設定を確認してきたわけです。
40℃超えに順応してください
今日は国内で40°Cを超えた地域が多くあったと言うことですし、この環境は益々過酷になっていくことに間違いはありません。そんな環境に順応して生活を適切に変えていくことも必要なことではないでしょうか。
日中の猛暑はもちろんのこと、夜間になっても気温が30℃を下回らず熱帯夜が続きますと、当然エアコンで空調をしませんと、生命の維持も難しくなってしまいます。
夏の過ごし方
これは一般のご家庭でも同様で、基本的には26℃前後の温度設定で、家中のエアコンを付けっぱなしにしておいてください。1カ所ももれなく全てのエアコンを24時間稼動させておいてください。
想像よりも電気代の少なさにビックリすると思います。(ただし高気密・高断熱の住宅に限ります)
少しのコストで健康と生命を維持出来ますし、さらに快適な環境で過ごせる時間が多くなれば、QOLも上りますので、結果的にお得な生活スタイルとなるでしょう。
贅沢では無く必要なこと
記事のつづきですが、さらに、年代別で見てみると、70代の方が最も多く26人、次いで80代の方が16人となっています。これだけ暑いですから本当に命を守らないといけないですよね。
60代から80代って私の親世代ですが、昭和の時代にエアコンってぜいたく品だったと思います。でも、令和の時代ってエアコンは必需品になっているので、北海道の冬に暖房をたかない家はないと思うので、同じようにエアコンをつけないというのはできない時代になっているということですね。と書かれていました。
いやはや、60代から80代と言われますと自分も含まれてしまうのが何ともですが、キャスターの方が言われていたように、年齢を重ねると温度調節がうまくいかなくなるというところもありますし、命を守るためにもエアコンを使っていただきたいと思います。
さらに、出来るだけ早く高気密・高断熱の高性能住宅で暮らして頂くことをお勧めします。
チャンスがございましたら、是非お気軽に弊社までご相談ください。