キュウリ=栄養がないは誤解!農家の娘が教える、夏の味方になる食べ方・選び方
「キュウリって水分ばかりで、栄養がない野菜」、そんなイメージをもっていませんか? じつは、キュウリには夏にぴったりの栄養素がたくさん含まれているんです。今回は、農家の娘として野菜の魅力を発信しているセリナさんが、キュウリの意外な魅力と、選び方や保存方法をご紹介します。
2025年6月17日 20時0分 ESSE-online
キュウリの思い出
確かに気温が高くなってくると食べたくなる食品の一つではないでしょうか。
もしかすると、夏の朝に畑で採ったキュウリをその場で食べたり、もしくは海に行った時のおやつにキュウリを食べたり、またはキャンプで食べたとか、新鮮で美味しいキュウリを食べた子供の頃の記憶が残っている方もいらっしゃるかもしれません。
とは言うものの、日頃キュウリを考えたり語ることは少ないと思いますので、ここは改めてキュウリをおさらいしつつ、正しい情報を更新しておきましょう。
まず記事にあったのは、約95%が水分で構成されているため「栄養がない野菜」と思われがちですが、体温調節にひと役買ってくれる「夏にうれしい」食材でもあるんです。
旬な食べ物が美味しい
水分をたっぷり含んだキュウリは、シャキッとした食感とすっきりとした味わいで、食欲がないときでも手軽に水分を取り入れられる特長があります。火を使わずに調理できるのも、夏の食卓に欠かせないポイントですよね。
ちなみに、キュウリは昔から「暑気払いの野菜」としても親しまれてきました。体の熱を下げ体調を整えてくれる食材として知られ、夏を乗りきる知恵の1つとされていたそうです。とありました。
まさに旬なものを食べることが、健康につながると言うことだと思いますし、何よりも一番美味しい時期に頂くことが大事ですね。
キュウリの効果とは
次に書かれていたのが、キュウリには、体内の水分バランスを整える「カリウム」が豊富で、むくみ対策にも効果的です。さらに、脂肪の分解をサポートするとされる酵素も含まれていて、薄着になるこれからの季節の体型管理にも心強い存在です。とありました。
これはちょっと嬉しい効果ですね。どうしても夏になるとむくにやすくなりますし、そもそも体脂肪率も高い体には、とても有効な商材ということです。
そもそもキュウリはカロリーがとても低く、1本あたり約14kcalほどしかありませんので、小腹が空いたときのおやつにもぴったりで、水分補給代わりとして熱中症対策としてもおすすめされていますね。
キュウリの食べ方
さらに記事にあったのは効果的に栄養をとる「キュウリの食べ方」ということでは、キュウリに含まれる栄養は熱に弱いため、なるべく生で食べるのが正解だそうです。塩もみをして水分を適度に抜くと、より食べやすくなりますよ。キュウリの皮には食物繊維が豊富なので、なるべく皮も食べた方がいいそうです。
つづいて、おいしいキュウリの選び方が紹介されていました。まずは、ハリとツヤがあり、ヘタの切り口がみずみずしいものを選びましょう。ヘタの切り口が変色していたり乾燥していたりするものは、収穫から時間が経っているサインです。
また、イボ&トゲも鮮度を見極めるポイントです。イボがしっかりしていて、トゲがあるものは新鮮な証拠なので要チェック!※元々イボがない品種もあります。
濃い緑色で均一な太さであることも重要なポイントですよ。太すぎるキュウリは、中の種が大きくなって水っぽく、味や食感が落ちやすいため、ほどよい太さのものがおすすめです。とのこと。
今日も大変暑くなりましたが、梅雨の中休みなのかちょっと暑い日が続きそうです。味噌をちょっと付けたキュウリで一杯やるのも良さそうです。
くれぐれも熱中症にはご注意頂き、安全第一でお過ごしください。