【海外発!Breaking News】「世界一醜い犬コンテスト」 今年の優勝者は“醜いの意味を変えた”「毛深いカバ」のような犬(米)
米カリフォルニア州で「世界一醜い犬コンテスト」が開催された。チャンピオンに輝いた犬は「毛深いカバのようだ」と評価されたが、障がいを抱えつつも元気に生きる姿が称賛された。米ニュースメディア『TODAY』などが伝えている。
2023年7月6日 18時20分 Techinsight
今日は犬の話題です。
さすがはアメリカ、醜い犬にもしっかりと人権ならぬ犬権を認められるような、そんな活動をしているんですね。
記事によれば、カリフォルニア州ペタルーマで開催されたこのコンテストは、「全ての犬を特別な存在にする不完全さ」を称えることにより、どんな犬も唯一無二の美しさを持つことを示し、保護犬の養子縁組を促進するために、50年近く毎年開催されているということ。
すでに50年の歴史があるとは驚きですね。半世紀も前から保護犬の養子縁組に取り組んでいたなんて。
日本では
日本でも最近はテレビ番組で取り上げられたり、タレントさんが保護犬や保護猫を引き取って飼育するなど、少しずつ認知されるようになったのではないでしょうか。
また、日本においても保護されたペットを預かっている団体や施設も増えたようですので、そんな方達には敬意を表すると共に応援をしたいと思います。
優勝者はスクーターちゃん
そして、このコンテストで今年の優勝を手にしたのが、チャイニーズ・クレステッド・ドッグの“スクーター(Scooter、7)”というワンちゃんです。
記事に書かれていたのは、このスクーターは後ろ脚に奇形を抱えており、つま先がおしり側に向いているそうで、そのため数歩前足で進んでは止まってしまうそうです。そしてスクーターの見た目は、グレー色のボディーで黒い瞳が可愛らしいのですが、しかし舌は口の中におさまりきっておらず、だらんと口の横から垂れているという見た目です。
見た目は「毛深いカバ」
このスクーターの見た目について、コンテストの審査員の一人であるキャサリン・リアンさん(Catherine Liang)は「スクーターを可能な限り可愛く描写するとしたら、『毛深いカバ』ですね」と表現したそうです。
さらに同じく審査員を務めた米ジャーナリストで「NBC News」の司会者でもあるガディ・シュワルツさん(Gadi Schwartz)は「スクーターの毛のない小さなお尻と後ろ向きの脚を膝に乗せると温かさを感じ、『醜い』という言葉の意味を変えてしまうような、抱きしめたい思いに駆られます」と話し、スクーターを「優勝にふさわしい!」評価した。
ガディさんによると、審査員らがスクーターをチャンピオンに選んだ決め手は、「自分のことは自分でできる」ことをスクーター自身が証明してみせたからだということ。
安楽死の予定も
ここまで読んで少し目がウルウルしてしまったあなたも、きっと動物好きの優しい方に違いありません。
実は今回のコンテストでその特異性が称賛されたスクーターですが、かつては奇形のために死に直面したこともありました。ブリーダーによってアリゾナ州にある動物管理局に引き渡されたスクーターは、安楽死させられる予定だったそうです。
そんなスクーターの勇姿をご用意させて頂きましたので、是非ご覧になってください。
ペットと共に生きる
如何だったでしょうか。本当になんとも可愛らしい表情とチャレンジ精神の秘めた闘志を感じます。良い飼い主さんに巡り会えて良かったです。
我が家もトイプーと同居しているんですけど、一般的なトイプーと比べますと3倍くらい大きいんです。ま、かわいいんですけど。
8年を超えてから糖尿病を患ってしまい、朝晩の注射が欠かせなくなりました。ま、かわいいからいいんですけど。
ペットも含めて命あるもの、当然手間はかかるものですが、飼い主が受け取る癒しは何者にも代え難い、尊いものに違いありません。
今回のニュースを見た人々からは、「醜い犬なんていない、なぜなら純粋な心をもっているから」「人間こそが一番醜い」といった声が寄せられたそうです。
恵まれない犬や猫を一匹でも減らして、人間と幸せな共生が出来ますように、お祈りをしています。
ペットと快適に暮らすなら、RC住宅がオススメです。