“枕の寿命”は素材でどれくらい変わる?長くても5年?寝具メーカーが教える正しい買い替えタイミングと選び方
毎日使っている枕だが、どれくらい前に購入したものかをすぐに答えられるだろうか。
買い換えのタイミングが分からず何となく使い続けてきた。しかし、ふと「以前より薄くなった気がする」「何だか変なにおいがする」などと感じたことがあるかもしれない。
2025年12月1日 8時0分 FNNプライムオンライン
枕でお悩みの方
枕でお悩みの方って意外に多いのではないでしょうか。枕専門店が賑わっていたり、家具量販店などでも枕の売り場が充実しているところを見ると、それなりに需要があることがわかります。
必要以上に寝付きのいい私のようなタイプの人にはわからない悩みですが、枕が原因で眠れないことや、肩こりや頭痛などの不調にお悩みの方もいらっしゃいますので、ここは少しでも改善出来れば良いと思いますので、是非参考にされてみては如何でしょうか。
枕の寿命
今日の記事では、そんな枕にも寿命があって正しい買い替えのタイミングもあるということですので、これは参考にして少しでも健康に近づけるといいですね。
記事によれば、実はそんな枕にも“寿命”があり、実は2~3年だというのだ。SNSでも「2年!?」「そんな短いの!?」と驚きの声が定期的にあがっている。
では枕の“寿命”はどんな風に決まっているのだろうか?また選び方のポイントは?
枕に関する疑問を寝具メーカーの西川株式会社に聞いた。
「人の頭の重さは、全体重の約8%を占めるといわれています。その重さを毎晩支えているために、少しずつ中身がへたって高さが低くなったり、固くなったり、枕は意外と寿命が短いものです」とのこと。
言われてみれば、結構な重さの頭を支え続けている枕は、過酷な条件の中で仕事をしているということがわかります。
材質によって様々
記事にあった西川さんのホームページでは、“枕の寿命”を紹介されているそうです。枕の中身の素材、使用している人、使用環境などにもよるが、基本的には2~3年での買い替えを勧めているそうです。
さらに、担当者によると、耐用年数の目安は綿(わた)やフェザー(ハネ)、ウレタンフォーム(低反発など)は2~3年とのこと。またパイプ素材で3~5年、そば殻は1~2年だということです。
これを過ぎると枕がへたったり、使っている人の体形や姿勢の変化で体と合わなくなったりすることがあるため、枕が“寿命”を迎えるのだという。ことです。
不調の原因になることも
次に記事にあったのは、枕が経年劣化していく理由は分かったが、「いつもの枕でリラックスできる」「愛着がある」といった理由から同じものを使い続ける人もいることだろう。
しかし担当者は「いつ購入したか思い出せない枕は、買い替えていただきたいです」とのこと。長く使っているうちに体に合わなくなった枕は、肩凝りや首の痛みの原因になることもあるというのだ。とありました。
確かに、人間は少しづつの変化には気づきにくいものだと思います。毎日使っているからこそ、不調の原因が枕だとは、なかなか気付けないものでしょう。
そこで、記事にあったのは、以下の違和感などに一つでも思い当たったら買い替えのサインだ。ということ。
「枕が全体的にへたってきた」「購入してから年月がたった」「高さが合わなくなった」「においが気になる」「肩凝りや腰痛がひどい」「自分の体型や姿勢が以前と変化した」…。今の枕がどれだけ気に入っていても、これらを感じるのであれば検討してほしい。とありました。
枕の正しい選び方・使い方
最後に、記事にあった枕の選び方と使い方のポイントを紹介しておきましょう。
【選び方】
・横向き寝・あおむけ寝に対応する、2つの高さがある枕
・しっかり首を支えてくれる、使う人に合った枕
・使う人が落ち着く素材を選ぶ
【使い方】
・頭や首・肩を正しく当てる。
・枕カバーを掛け、こまめに洗濯し、清潔に保つこと。
・時々干して湿気を逃がすのも気持ちよく使う
睡眠は大事
使っている枕のことをあまり気にしたことがなかった人は、これらに注意して、いつ購入したかなど確認してみてはどうだろう。枕をチェックすることが、これからの快適で健康な眠りにつながることだろう。と書かれていました。
やはり健康維持には睡眠が大変重要だと思いますし、そのためには自分にフィットする枕が欠かせないということのようです。さらに言えば、もちろん寝室の温度と湿度に関しても非常に重要なところですので、ここはしっかりと対策を行っておく必要があります。
寝室の室温は18度以上でキープし、湿度は50%を目安に調整してください。遮音性の高い構造なら騒音も気にならずにお休みいただけます。






