GW明けの月曜日ですね。お疲れ様です。
さて、一昨日には立夏を過ぎましたので、いよいよ夏に向けた雰囲気へと季節が変わっていくこの頃、皆様はどのように過ごされましたでしょうか。
そしていよいよ、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが、5月8日から、季節性インフルエンザなどと同等の「5類」になります。また、世界保健機関(WHO)が新型コロナをめぐる緊急事態の終了を発表したということからも、コロナ禍について一つの区切りとなったようです。
そんな中、GWのお出かけでは「東京都庭園美術館」に足を運んでみました。
休日にはお預かりしている現場を巡回していますが、そのルートに近く以前から興味のあった場所で、面白そうなイベントが開催されているとのことでしたので、寄ってみました。
外観はこんな感じです。
東京都庭園美術館と呼ばれているこの建物は、旧朝香宮邸の建物で、1933年に竣工されたRC住宅です。建築面積:1,048.29㎡ 延床面積:2,100.47㎡という規模で、構造はRC造 地上3階・地下1階の建物です。
一見シンプルに見えますが、細部のデザインはかなり凝ったものになっています。
こちらは寝室だったでしょうか。
1933年の竣工ですから、ちょうど90年が経過した感じです。
さすがRC住宅。90年経過しても構造的にはまだまだ安心して利用できそうです。
階段の中壁デザイン。階段下のスペースに光を落とすためのガラス部分に取り付けられていたアイアンが素晴らしいです。
室内に設置されていたセントラル暖房の放熱器カバーもデザインされています。素敵です。
こちらも別な階段の壁。モダンです。
こちらは新館の裏庭から。新館は2013年に竣工した建物です。
これら建物の周りには、西洋庭園と日本庭園、茶室などがあり、陽気の良い季節ならお庭の散策も楽しいです。
また、今回はこの邸宅の主であった朝香宮家の人々に焦点を当て、宮邸時代の家具や調度を用いた邸宅空間の再現展示に加え、かつてこの空間を往来した人々が残した写真や映像資料、工芸品、調度品、衣装などによって、当時の生活の一端が紹介されていました。
今回の建物公開2023 邸宅の記憶は
会期:2023年4月1日(土)-6月4日(日)
会場:東京都庭園美術館(本館+新館)
住所 東京都港区白金台5-21-9
お時間の許す時に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
詳細は下記からご確認ください。
耐久性に優れたRC住宅を是非ご検討ください。