震度5強観測の地下は「地震の巣」…陸のプレートの下に2種類の海のプレート
11日に最大震度5強の地震を観測した関東地方の地下は、世界でも珍しく、陸のプレート(岩板)の下に2種類の海のプレートが沈み込んでおり、ひずみがたまりやすい「地震の巣」だ。
地震を誘発しやすい構造だが、真上には人口や家屋が密集している。専門家は「震源の場所によっては地方で起きる場合と比べ、被害や混乱が大きくなる恐れがある」と警鐘を鳴らす。
2023年5月11日 21時36分 読売新聞オンライン
先日の石川県能登地方地震から数日しか経っていませんので、多少は意識に残っていたかもしれませんが、早朝の地震では驚きと恐怖を感じられた方が多かったのでは無いでしょうか。
それまではどこか他人事というか、対岸の火事だったかもしれませんが、いざ体感してみて初めて防災に対する意識が高まることもあるでしょう。
気象庁によると、関東地方では、陸の「北米プレート」の下に「フィリピン海プレート」が南から北へと沈み込み、さらにその下には「太平洋プレート」が東から西へと沈み込む。今回の地震は、フィリピン海プレートの内部で発生した。同庁は「今後1週間ほどは同じ程度の揺れに注意が必要」と呼びかけています。
さらに、東大教授の方が言うには、地震の揺れを大きくしやすい砂や小石などが厚く堆積(たいせき)した地層の場所が多く、「たとえ1週間が過ぎたとしても、大きな地震が再びいつ起きてもおかしくない」とのことです。
記事によれば、政府は、マグニチュード(M)7級の首都直下地震の発生確率について「今後30年以内に70%」と見込んでいます。過去には、1923年の関東大地震や1703年の元禄関東地震のようなM8程度の地震も発生しているそうです。
記事にあった東大教授さんは「今回の地震で揺れが小さかった地域も、『対岸の火事』と捉えず、住宅の耐震化や避難経路の確認など、一人ひとりが可能な備えを進めるべきだ」と呼びかけています。
どこかで目にした大学教授が書かれていました、2000年前の建築家・ウィトルウィウスは『強無くして用無し、用無くして美無し、美無くして建築では無い』と言ったそうです。
『強』は強さ、『用』は使い勝手、『美』は美しさ。これらを全部兼ね備えたものが良い建築だと言うことです。
日本人の多くが建築物の価値としてメーカーのブランドや見せかけの外観、情緒論だけの論理、経験に頼った強度、70点の間取りプラン、町内に何件かある同じ外観、価値より価格を優先しています。
建物の本当の価値をご理解いただき、RC住宅を選択して欲しいのです。
RC住宅の資料を是非ご請求ください。