建築家の槇文彦さん死去 黒川紀章氏らとメタボリズムグループに参加
東京の代官山ヒルサイドテラスや東京体育館など、モダニズム(近代主義)を基本にした知的な作品で知られる建築家で文化功労者の槇文彦(まき・ふみひこ)さんが6日、東京都内の自宅で老衰のため死去した。95歳だった。葬儀は近親者で営んだ。後日、お別れの会を開く予定。
2024年6月11日 22時1分 朝日新聞デジタル
そうですか。また巨匠が一人旅立ってしまいましたね。心よりお悔やみを申し上げます。
私個人的にはお付き合いはありませんでしたが、先生の作品の中では、刀剣博物館が好きでインスピレーションを感じさせられていました。
ちなみに、この刀剣博物館は東京都墨田区横網一丁目にある博物館で、公益財団法人日本美術刀剣保存協会により運営されていて、美術刀剣類を保存、展示されていますので、是非機械がございましたら足を運んでみてください。
記事によれば、端正な都市景観を生んだヒルサイドテラスや、京都国立近代美術館、幕張メッセ、テレビ朝日本社、米ニューヨーク・世界貿易センター跡地のビルなど、洗練と品格を備えた作風で、日本を代表する国際的な建築家だった。2013年には、新しい国立競技場の当初案に巨大過ぎると異論を唱え、後にこの案は白紙撤回された。と書かれていました。
また、1928年東京生まれ。祖父は竹中工務店会長を務めた竹中藤右衛門。東京大建築学科を卒業後、米ハーバード大大学院などに留学。同大准教授などを経て、65年、東京に事務所を設立した。
79~89年に東大教授。建築界のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞や朝日賞、世界文化賞など受賞も多い。日本芸術院会員。との紹介もありました。
日本では、建築設計で活躍するのは難しいと感じていますが、それでも町の一角に目の止まる、格好いい建物がひとつでも増えたら、ちょっとは社会に貢献出来るのではないか、そんなことを考えながら建物の設計を行っています。