都内の区立公園で手持ち花火を夏休み限定解禁「うれしい!」の声
東京都内で楽しめる場所が限られていた夏の風物詩の“手持ち花火”。
そんな中、都内の区立公園で“花火の夏休み限定解禁”の動きが広がっているという。
さらに花火の限定解禁を受け、花火OKの公園を簡単に探せるスマホアプリの需要も高まっているという。
2025年8月7日 18時25分 FNNプライムオンライン
知らないことも多いです
そうだったんですね。いつ頃から始まっていたのか存じ上げませんが、公園で花火を行ってはいけないことになっていたんですね。
すでに子育てを終えてからもずいぶんと時間が経っていますので、家庭で花火をするということも無くなっていましたし、いつか孫でもできたら一緒にしてみたいと思っていたくらいでした。
夏といえば花火
記事によれば、子どもから大人まで楽しめる夏の風物詩、“手持ち花火”。しかし東京都内で楽しめる場所は、限られている。花火を買いに来た人からも「公園で花火はあんまりできないですよね。あんまり聞かないですね」といった嘆きの声が聞かれた。とありました。
そうした中、都内の区立公園では“花火の夏休み限定解禁”の動きが広がっている。ということ。
7日夜、大田区の公園に行ってみると手持ち花火を楽しむ、親子連れの姿があった。
家の近くで花火ができるのはどうかと聞くと「うれしい!うれしいです!マジでうれしい!」「夏と言えば花火って感じなので、夏休みの夜の時間が充実しました」とうれしそうに話した。
子育てナンバーワン都市
大田区では、2024年まで区立公園での花火は禁止だった。しかし2025年から夏休み期間限定で、手持ち花火の利用を解禁した。とのことです。
さらに記事によれば、手持ち花火に限っての解禁に踏み切った理由について区の担当者は「夏になると花火に関する問い合わせがよくありまして、子育てナンバーワン都市を目指した、公園の魅力向上の施策の一環として、問い合わせが多かった公園での花火を試行することとしました」と説明した。
大田区は、ロケット花火は控えることやゴミの持ち帰りなどルールを守って、花火を楽しんで欲しいとしている。ということでした。
23区内では他にも
実は夏休み期間限定の花火解禁は、大田区だけの取り組みではないそうです。
東京23区のうち、区立公園で期間と時間などを定めて手持ち花火を限定解禁しているのは、19区もあるということですので、そんな恵まれた地域に暮らされている方は是非季節を味わって頂ければと思います。
一方で、目黒、板橋、新宿、練馬の4区は、騒音や煙、ゴミの問題などからすべての区立公園で花火が禁止されているということ。
何とも残念な行政機関があったものです。結局事なかれ主義とでも言いますか、誰を見て行政を行っているのかわかりませんが、もう50歳以上の意見はほとんど聞く必要はなく、それ以下の年齢世代を尊重した仕組みにして頂いて良いように思います。
配慮型花火とスマホアプリ
こうした中、今人気を集めているのが近隣への影響に配慮した煙が少ない花火。というものがあるそうです。通常の花火と比較すると、煙の差は歴然だ。とのこと。
そしてもうひとつ、広がりを見せる花火の限定解禁を受け、花火OKの公園を簡単に探せるスマホアプリ「Hanabi-Navi」の需要も高まっているそうです。
実際に東京・江東区内で調べてみた。花火ができる公園には、地図上に赤マークが表示され、江東区だけでもたくさんあるのが分かるようになっているのは素晴らしいですね。
花火でのお約束
一方で、これは昔から言われていることですが、ただし花火を楽しむ上で注意が必要なのが思わぬ事故です。
これは国民生活センターが公開している実験映像。子どもが向かい風の状態で花火を持った場合、火の粉が体に降りかかっているのが分かる。また、燃えカスが服に飛んで着火するアクシデントにも要注意だということも。大人なら当たり前のことですが、ここは子供たちにもしっかりと指導しましょう。
まさかとは思いますが、ロケット花火を水平にして着火したり、近隣のお宅に向けたり、間違っても人に向けるようなことをしてはいけません。
もちろん基本装備として、着火用ローソクや消火用のバケツに水を張っておくこと、全ての残骸を水に浸して、完全な消火を確認することが大切です。
その光景と火薬の匂いは、子どもたちの記憶に残り、きっと良い思い出になるに違いありません。そんな取り組みを守るためにも、ルールとマナーをしっかりと守るということも同時に覚えてもらえると良いですね。
公園の周りはRC住宅専用地域にしたら良いと思います。