住宅のコンセントは四隅に配置を パナソニック、新「基準」を提案
パナソニックは11日、住宅向け電気設備の事業戦略を公表し、居室なら四隅にコンセントを設置するのが望ましいと提案した。スマートフォンなどの電子機器が普及し、日本の住宅でコンセントの数が不足しているためだ。
2025年11月11日 17時0分 共同通信
パナソニックの新たな提案
今日の記事では、パナソニックさんが新たな住まいづくりのスタンダードを提案したそうで、時代の変化スピードが爆速な時代に、どのような提案をしてくれているのか、早速確認してみましょう。
情報によれば、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、当社)は、2025年11月11日「配線器具の日」に合わせ、電気設備の観点から、住まいづくりの新たなスタンダードを提案する活動「でんきの設備でeくらし」(以下、本活動)を開始します。とのことでした。
まさか今日が「配線器具の日」だったとは、これまた認識不足で申し訳ございません。全く存じ上げませんでした。
そういえば、昨日話題にしたエレベーターの日ですが、本日打ち合わせのためご来社頂いたエレベーターメーカーの人に伺ったところ、ご存知ありませんでした。残念。明日は電気屋さんに聞いてみようかと思います。
コンセントの数とか
ということで、今回の活動は、令和の時代に即した電気設備プランのスタンダードを普及し、建てた後で後悔しない住まいづくりをサポートするためのものです。
例えば、リビングダイニングは計31口以上を推奨。新たな「基準」として住宅メーカーや住宅購入希望者に広めたい考えだ。とのこと。
また、現在の住まいづくりの主流である、コンセントを部屋の二隅に設置する「二隅配置」では、家電や家具が増えることにより、使いにくくなるケースもあります。
そこで、当社は「四隅配置」と「くらしに合わせたアドオン」を居室における基本原則として推奨します。ともありました。
予めと過剰設備
これらの新しい基準は、パナさんの調査によると、家庭内のコンセントの位置、もしくは数に対して、約75%が不満を持っていることが分かりました。その他にも、住まいづくりにおいて、通信環境を整備することや防災・防犯機能を充実させることがますます重要になっています。
また、家を建てた後に電気設備を増設するには工事を伴うため、コストと手間を抑えるためにも新築時から先読みして電気設備を計画することがおすすめです。とありました。
設計士と相談を
記事によれば、「でんきの設備でeくらし」と銘打った運動を展開し、2030年までの定着を目指す。パナソニックは照明スイッチやコンセントの国内シェア8割を占める。旧松下電工時代を含め過去、1部屋に二つの照明、3カ所のコンセントを広めるキャンペーンを展開し、日本の住宅文化に影響を与えてきた。とありましたので、詳しくは下記のリンクからご確認ください。
上記にありましたように、国内シェア8割を占めているメーカーさんが提案されていますので、そこはもちろん電設資材の更なる売上アップにつなげる目的もあったりするのでしょうから、さすがに不要なコンセントをコストを掛けて作る必要も無いように思います。
それよりも、どれだけ新しい生活を想像出来ているか、今の生活で困っていることを解決出来るか、というところをしっかりと考えておくことが大事かもしれません。
間取りプランやライフスタイルのご相談は弊社設計士にお問い合わせください。






