大地震で我が家は大丈夫? 一戸建てに住む人の3人に1人が不安視…最大の懸念は?
「もし大きな地震が起きたとき、我が家は大丈夫だろうか」と不安を感じたことはありませんか。持ち家の一戸建てに住む人を対象に行ったアンケート調査では、約3人に1人が大地震後に「大規模修理が必要」または「住めなくなる可能性が高い」と感じていることが明らかになりました。また、地震後の生活再建において最も不安なこととして「修理費用」を挙げた人は54.4%にのぼっています。
2026年4月9日 11時40分 まいどなニュース
木造の不安
一戸建て住宅にお住まいの方では、多くの方が不安を抱えながら暮らされているということがわかる調査となったようです。
もちろん構造や築年数などによっても、その安心感は違うと思いますが、圧倒的に数の多い木造では、時間の経過と共にその不安も大きくなってくるものではないでしょうか。
一戸建ての懸念
記事によれば、この調査は、事前調査で「持ち家の一戸建てに住んでいる」と回答した全国の男女467人を対象として、2026年1月にインターネット上で実施されました。とのこと。
こと都心部においては、共同住宅にお住まいの方も多いので、そんな中でも不安に思われている方も、恐らく相当数いらっしゃるのではないかと思いますが、戸建てに住まわれている方の最大の懸念とはどのようなものなのでしょうか。
想像する被害と耐震性
今回はそんな一戸建てに住んでいる方の回答です。まずは、大地震が発生した場合、自宅にどの程度住み続けられるかを聞いたところ、「軽微な修理で住める」が38.8%、「そのまま住める」が27.4%で、合わせて66.2%の人が比較的安心できる見通しを持っていることがわかりました。
その一方で、「大規模修理が必要」が17.1%、「住めなくなる可能性が高い」が16.7%となり、約3人に1人が自宅の耐震性や築年数に不安を抱えている実態が浮かび上がりました。とありました。
概ねご自身の住まわれている住まいの強度を理解されているようですが、もしかするとそれは希望的観測である場合も多いのではないでしょうか。
私がこれまでに、被災された現地で目にした光景は、本当に想像を超えた現実がありましたし、残念ながら木造や鉄骨造では、私は自信を持ってお勧めすることは出来ません。
回答理由のコメント
記事では、アンケートの各回答の理由として、以下のようなコメントが寄せられました。
【そのまま住める】
・耐震性がある。(30代・女性)
・耐震構造で。(60代・男性)
【軽微な修理で住める】
・地盤も強く、鉄筋コンクリート造3階建てで、地震には強い構造だと思うから。(60代・男性)
・耐震性が有り、東日本大震災で問題無かった。(60代・男性)
【大規模修理が必要】
・木造建てだから。(70代・女性)
・耐震性能がやや低いから。(60代・男性)
【住めなくなる可能性が高い】
・古い木造で耐震化していない。(50代・男性)
・東日本大震災後に家屋の不同沈下が始まり耐震性に大きな不安があるから。また、築30年を超えた中古住宅だから。(60代・男性)
皆さんそれなりに現実をご理解されているようですので、その点は良かったと思います。しかし、目の前に迫った震災までには、しっかりと対策を行っておく必要があることに変わりはありません。
自宅避難を希望
つぎの質問では、地震後もできるだけ自宅に住み続けたいかどうかを尋ねたところ、「強くそう思う」が51.0%、「ややそう思う」が34.0%で、合わせて約85%の人が自宅への居住継続を希望していることがわかりました。「あまりそう思わない」「全くそう思わない」はわずか2.6%にとどまっています。とありました。
やはりほとんどの方が、出来れば自宅避難を続けたいと思われているということですね。しかし、現実では多くの方が避難所生活を送らざるを得ない状況になるでしょう。
修理費の想定
さらに記事では、地震後の生活再建についての不安(複数回答)では、「修理費用」が73.0%で最多、次いで「生活費や仕事への影響」が43.3%、「仮住まいの確保」が37.5%と続いています。「特に不安なこと」では、「修理費用」が54.4%でトップでした。と書かれていました。
この修理費用というところが、皆さんの最大の懸念事項ということのようです。もちろんその被害状況によって、修理費用も変わってきますので、一概に言えるものではありません。
それでも目安として想定するならば、建築費の10~20%くらいを準備できていれば、おおよそまかなえるのではないでしょうか。
RC住宅への住み替えを
記事では、今回の調査から、持ち家の一戸建てに住む人の多くが地震後も自宅での生活継続を望んでいる一方、約3人に1人は耐震性への不安を抱えており、生活再建における修理費用の問題が大きな課題となっていることが明らかになりました。とのこと。
すでに相当根拠のある耐震性を高めた家なら問題はないかもしれませんが、まずは現在の自宅がどの程度の耐震性能があるかを確認し、必要な補強を実施しましょう。さらに地震保険の加入も内容を理解した上で手続きされておかれると良いと思います。
もしチャンスがあれば、RC住宅へ住み替えらることをオススメいたします。






