「見せる収納=おしゃれ」は大間違い。部屋がダサくなる本当の理由
カジキです!! インテリアのブログとYouTubeを運営しています。暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験を元に、インテリアの法則と、インテリア好きが頭のなかで考えていることをご紹介していきたいと思います。
2026年2月16日 15時53分 日刊SPA!
おしゃれな暮らしと現実
ここからの季節では、寒さがひと段落したということもあり、早くも花粉の飛散が始まっていますが、年度替わりに向けてはお引っ越しやお部屋の模様替えをお考えの方も多いかもしれませんね。
人の生活では、同じ部屋で過ごす時間が長くなってきますと、どうしても不要なモノが溜まってしまったり、どこか雑多な風景も日常になってしまうと、理想の暮らしとはちょっとかけ離れたものになっていることもあるでしょう。
今日の記事では、おしゃれな暮らしと現実のバランスをどのように調整していくか、ということを著者さんが語ってくれていると思いますので、参考にしてみましょう。
言葉の意味を正しく理解
まず記事にあったのは、見せる収納・隠す収納という言葉があります。インテリアの世界ではよく聞く単語ですが、知っているようで、正しく理解できているか自信がない人も多いんじゃないでしょうか。
実はこれ、すごく大事な概念でして。使いこなせているのと使いこなせていないのとでは、天と地ほど部屋が変わってしまいます。アヤフヤのまま放置せず、一度きちんと整理しておくのがおすすめですよ。とありました。
確かに、女性誌などでも特集が組まれていたりしますので、そのキーワードはもちろんご存じのことと思いますが、その意味を正確に理解しているかといわれると、ちょっと自信が持てないのではないでしょうか。
見せると見えちゃう
記事によれば、まず大前提。中身が見える家具が「見せる収納」で、中身が見えない家具が「隠す収納」です。ものすごく初歩的な話で恐縮ですが、あせらず着実に理解しましょう。
例えばオープンシェルフのような家具は、飾ったものが剥き出しになるので見える収納です。ガラスのショーケースなんかもそうですね、何を飾っても見えたままになるので、見せる収納です。
隠せば見えない
逆に扉付きの棚などは、何を片付けても外からは中身が見えないので隠す収納です。押し入れもそう、布団を片付けようがダンボール箱を詰め込もうが、扉を閉めればもう何も見えません。これが隠す収納。とのこと。
ここまではおおよそ理解されていることと差は無かったのではないでしょうか。まあ日本語のとおりですので、間違いようもないかと思います。ところがここで多くの方が勘違いをされているということ。
勝手におしゃれになりません
記事に書かれていたのは、重要なのはここからです。見せる収納には、見せるという機能があるだけなんです。見せたからと言って、勝手にオシャレになるわけではありません。
いわゆる見せる収納が格好いいというのは、おしゃれなディスプレイを見せびらかしている状態のことなんです。見せさえすればなんでもおしゃれなわけではないので、勘違いしないようにしましょう。と書かれていました。
そうなんですね、言われてみれば確かにそのとおり、そこに収納したモノが見えてしまうだけですので、雑然と置かれたモノが見えているだけでは、けっしておしゃれにはなりませんね。
モノを隠すゲーム
一方でこうも書かれていました。逆に隠す収納は、隠す機能があるだけです。棚や押し入れは、ダサいものを扉の中に隠してくれるありがたい存在ですが、せっかくのオシャレな物も、隠す収納に片付ければ見えなくなってしまいます。
インテリアは、オシャレなものを見せて、ダサいものを隠すゲームです。大切なのは、何が見えているか、何を隠せているか、これをきちんとコントロールすることです。とのこと。
なるほど、そんなゲームとしてとらえられれば、おしゃれな収納にもちょっとチャレンジしたくなりますね。
おしゃれな箱
次に書かれていたのは、見せる収納が偉いとか、隠す収納が偉いとか、そういう話ではなく、見せる収納と隠す収納を、アイテムに合わせて上手く使いこなすのがおしゃれのコツです。
このことが理解できると、新たな視点が手に入ります。実はインテリアコーディネートをする上で、「おしゃれな箱」がとても便利なのです。
リップクリーム、目薬、小さなはさみ、セロテープ、耳かき、つめ切りなどなど。まあ何でもいいのですが、暮らしの中には、おしゃれじゃないけど手元に置いておきたいものがたくさんあります。
ダサいけど、どうしても必要だから見た目はあきらめる。そんな必要はありません。ダサくてもすぐに使いたい道具は「おしゃれな箱」に入れればいいんです。とありました。
おしゃれな箱、次の週末にはこれを探しにショップ巡りをされてみてはいかがでしょうか。
楽しむことが大事
最後に著者さんが言われていたのは、インテリア雑誌やネット情報などでは生活感のない部屋が大人気ですが、とはいえ誰だって生活はあるんです。
おしゃれに暮らしたいけど、暮らしも大切。そんなとき、インテリア好きな人は、見せる収納と隠す収納を上手に活用することで、自分なりのオシャレと便利のバランスをとっているのです。ということでした。
そんなことを考えながら、日々の暮らしを送る事が出来たら、楽しい日々が増えること間違いなしではないでしょうか。もちろんベースとなるお部屋づくりでは、建築士と相談の上必要な収納を造っておかれると良いと思いますので、お気軽にご相談ください。






