トイプードルの警察犬「アンズ」 行方不明の高齢男性を見つけ表彰 先月には娘「エリー」も
行方不明になった高齢の男性を発見した警察犬のトイプードル「アンズ」に警察から感謝状が贈られました。
2025年6月12日 19時12分 TBS NEWS DIG
警察犬「アンズ」
まずはこちらの写真をご覧ください。
なんとも賢そうな顔つきではありませんか。
こちらのトイプードルは、その業界では知らない人はいない、かもしれないくらい有名な犬で、本にもなっていますのでどこかで聞いたことがあるという方もいらっしゃるかと思います。
そんな犬の記事が久しぶりに目に留まりましたので、ご紹介しておきましょう。
行方不明者発見
記事によれば、本日、茨城県警日立署を訪れたのは嘱託警察犬のトイプードル「アンズ」(12)です。行方不明になった高齢の男性を発見し、感謝状とビーフジャーキーが贈呈されました。
今年4月、高齢の男性が日立市内で行方不明になり、出動要請を受けた「アンズ」が午後9時ごろから捜索を開始。男性が朝まで着ていたパジャマのにおいを手がかりに、「アンズ」はわずか45分ほどで真っ暗な山の中で男性を発見しました。
高齢でも現役
ちょっと、聞きましたか?12歳ですよ、人間で言えばすでに還暦を超えていると言われる年齢ですが、いまだに現役として人の役に立つ仕事をしてくれているとは、まさにあっぱれです。
ちなにみ「アンズ」が行方不明の人を見つけて感謝状を受け取るのは、今回が4回目です。
実は「アンズ」の娘の「エリー」も警察犬で、先月、行方不明になった高齢女性の居場所を突き止め、表彰されていました。親子2代でのお手柄です。と書かれていました。
一般的なトイプー
一方でこちらは我が家のトイプー。10歳です。残念ながら才能を発揮することのないまま還暦を迎えたようです。
あまり人のお役には立てませんが、意外とイケメンで家族とご近所の癒しにはなっているかと思います。
アンズの本を読んでみよう
今日の記事にあったトイプーは、県初の小型警察犬として犯罪捜査や行方不明者探索で活躍するアンズ。3年前、殺処分寸前にベテラン訓練士の著者に引き取られ、1年半の訓練を経て、試験に見事合格したという経歴の持ち主です。
そして育てたのが、鈴木博房(スズキヒロフサ)さんという方。警察犬指導士/茨城県動物愛護推進員。今までに10頭のシェパードを警察犬に育てた警察犬指導士30年のベテランということです。
実は上で拝借した写真は鈴木さんの著書で表紙になっているものなんですが、その著書の内容は上にも書かれていましたが、書籍の紹介文からも引用しておきます。
アンズはもう少しで殺処分になりそうだったトイプードルです。引き取られてやってきたのはベテラン指導士の家。そこには警察犬のシェパードたちがいました。そのシェパードたちの警察犬の訓練を見たアンズは「わたしも警察犬になりたい!」小さなトイプードルがコツコツと訓練を重ねて警察犬になるノンフィクションです。という内容とのこと。
ご興味を持って頂けましたら、是非書籍を取り寄せてみては如何でしょうか。