阪神・淡路大震災から30年、6割超が「自宅の耐震性が不十分」と認識 – 理由は?
一条工務店は8月26日、「災害と住まいについての意識調査2025」の結果を発表した。調査は7月5日~13日、20代以上の男女1,269名(男性579名、女性690名)を対象にインターネットで行われた。
2025年8月28日 11時3分 マイナビニュース
ショッキングな結果
大手ハウスメーカーさんが行なった意識調査の結果が発表されたということですが、30年経過してもなお耐震性を満たすことが出来ていないということで、とてもショックを受けています。
私個人的にも、建築屋人生においてのターニングポイントとなった阪神・淡路大震災ですが、あれから相当の時間が経過したように感じていたものの、残念ながらまだまだ私たちの努力が足りず、日本の家を守ることが出来ていないということです。
もちろん国や行政機関の啓蒙や周知の不足、もしくは日本の経済状況などの影響もあるかと思いますが、日本人の特技でもある喉元すぎれば的なことも大きいように思います。
阪神・淡路大震災の報道を受けて、今年新たに強化した対策
それでは早速調査結果を見てみましょう。2025年1月に阪神・淡路大震災から30年という節目を迎え、「様々な報道を目にして、防災意識は変わりましたか?」と尋ねたところ、約7割の人が「とても変わった」「変わった」と回答。
防災意識が変わったことで、今年新たに強化した対策を教えてもらったところ、「食料・飲料・生活必需品の備蓄の用意または見直し」(65.0%)や「防災グッズ・非常用持出袋の準備」(43.5%)、「ハザードマップの確認」(42.6%)が上位にあがった。とのこと。
大きな地震が起きても安心できる耐震性を備えていると思う理由
また、「5年以内に自分自身が大きな地震に遭う可能性があると(とても)思う」という人は71.8%。「現在の自宅は、大きな地震が起きても安心できる耐震性を備えていると思いますか?」と聞くと、62.5%が「(あまり+全く)そう思わない」と回答した。
いやいや、ちょっと待ってくださいよ、7割を超える人達が大きな地震に遭遇すると思っているにもかかわらず、6割の人は自宅の耐震性に不安を抱えたまま暮らしているということですか。
これではいつになっても自然災害の被害が減ることがなさそうで心配になりますが、そんな中でも防災意識が高く、家族を守りたい方のために、最強住宅を提供していきたいと思います。
耐震性に不安を感じる理由
一方で、耐震性に不安を感じる理由としては、「どれだけ耐震性があるのか把握できていない」が圧倒的多数の73.5%。一方、大きな地震が起きても安心できる耐震性を備えていると思う人にもその理由を聞いたところ、1位「耐震等級が高い」(35.4%)、2位「新築時に耐震性を重視した」(33.1%)、3位「新耐震基準で建てられている」(30.6%)という結果となった。とありました。
どうしても一般的な木造住宅では、構造計算を行なっていませんので、簡易的なチェックや職人さんの長年の経験と勘で建てられてることが、不安に感じられる要因だと思います。
豪雨により自宅が被害を受けたり、危険を感じた時の状況
次に記事にあったのは、水害について聴取したところ、水害が身近で発生するリスクがあると感じている人は5割以上。豪雨により自宅が被害を受けたり、危険を感じたりしたことがある人は約2割。その時の状況について尋ねたところ、「近隣の道路が冠水した」(42.0%)、「近くの河川が氾濫した」(37.9%)、「停電が発生した」(28.8%)が上位に。とありました。
さらに「国土交通省及び都道府県で公表されている洪水浸水想定区域図・洪水ハザードマップを見たことがありますか?」と尋ねたところ、約9割の人が見たことがあり、45.2%の人が内容も覚えていると回答した。
さすがにハザードマップという言葉は浸透したようで、ほぼ全員の方が知っていて確認までされているということでした。がしかし、それ相応の対策が進んでいるかといえば、決してそうではありません。わかっているけど、ハザードマップから脱出するのはそう簡単ではありません。
ライフラインが停止した場合の備え
最後に、災害でライフラインが停止した場合に備え、家族全員分の飲食料や生活必需品を何日分備蓄していますか?という問いに関して。
「災害でライフラインが停止した場合に備え、家族全員分の飲食料や生活必需品を何日分備蓄していますか?」と尋ねたところ、「1日分~2日分」(34.6%)が最も多く、「備蓄していない」と回答した人は16.3%だった。また、「備蓄の点検や入れ替えを、どのくらいの頻度でしていますか?」と聞くと、「年に1回」が最も多く40.2%。次いで「2~3年に1回」(26.2%)、「半年に1回以上」(17.8%)と続いた。とのことでした。
生活必需品の備蓄に関する考え方では、家族の人数や年齢によっても違うと思いますし、実際はその備蓄しておくスペースの問題もありそうです。
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