「ウッドデッキのある家」で暮らしが豊かに。使い勝手が劇的によくなる工夫3つを紹介
家づくりで「憧れるけど、使わないまま放置してしまいそう…」と言われることもある「ウッドデッキ」。しかし、工夫次第で最大限活用する方法がある、と整理収納アドバイザー1級で住宅収納スペシャリストさんは言います。
2025年10月13日 20時0分 ESSE-online
業者選びで間違わない
家づくりを始める時、理想の暮らしをどれだけリアルに想像出来るか、ということも結構大事だったりしますね。
よく言われることですが、食事に行こうとなって近くの街中華屋さんに入ってから、フレンチやパスタ、またはお寿司を頼む人はいないと思います。
しかし、実は家づくりの場面ではこれが起こってしまうことがあるんです。
それがすっかり設計も終わり、工事が進んでいる途中であったり、もっと最終局面の完成間近であったり、家族の中に自分はこんなイメージではなかったとか、想像と違ったとか、残念ながらここから味付けを変えることは出来ません。
これはお店を選ぶ、業者を選ぶ時から間違っている場合も多いですね。ファミレスに行ってそこそこのお値段でそこそこのお料理、家族の皆から異論が出ないことが目的なチョイスもあるでしょう。
家づくりも一緒ではないでしょうか。家族が何を大切にしたいのか、外観、内装、設備、安全、耐久性、それぞれにグレードやテイストも様々ですが、ひとつぶれない目的を持つことで迷いが減らせると思います。
ウッドデッキの魅力とか
今日の記事にあったウッドデッキも好みの分かれるところかもしれません。昭和の日本ですと縁側だったように思いますが、これも最近は見かけなくなりました。
記事では、実際に暮らしてみて感じたウッドデッキの魅力や、使い続けるための工夫について語ります。とありました。
せっかくつくっても「結局使わなかった」という声も多いウッドデッキ。筆者ももし使わなかったらどうしよう…と当初心配していました。
外観のバランス的にはウッドデッキは欲しいところ。また、庭もつくるし、気軽に出て、ランチやお茶の時間をとれる場所になったらいいなと思い描きました。と書かれていました。
そんな生活のシーンを思い描くということも大切ですし、そのことでワクワク出来たらそれが一番大切だと思います。
ちゃんと使うコツ
さらに著者さんは、しかしウッドデッキってそれなりに費用がかかります。筆者も見積もり額をみてサイズを小さくし、縁側ぐらいのサイズにしました。
色はリビングの床と合わせてオークを選択。こうすることで、リビングから眺めたときに、まるで床が庭まで伸びているような錯覚になり、広く見せる効果も。ということです。
記事にあったウッドデッキを「ちゃんと使う」コツは以下の通り。
●工夫1:「手入れがラクな素材」を選ぶ
まず、人工木で手入れをラクにしたこと。デッキが汚いと使う前に躊躇しますよね。とはいえ、ズボラな性格なので絶対オイルなどで手入れができないだろうな、と思ってラクな素材を選びました。
デッキブラシでこすったり、急ぐときは床用ウェットシートでふいちゃうことも。
●工夫2:デッキは「キッチンから近い場所」に設置次に、日中も目に入りやすく、キッチンから近い場所に配置したこと。見えると「あ、今外が気持ちよさそうだから出てみよう」と自然と思うのです。
マグカップとお気に入りのエッセイ本を持って、ウッドデッキに腰掛けて木陰で本を読む時間は最高です!
●工夫3:デッキの幅は「軒下に収まるサイズ」に
そして、3つ目はデッキを軒とほぼ同じ長さにして、軒下に収まるようにしたこと。軒があるので、日差しを気にせず出られます。
屋根がないとずっと座っているのがキツイことは、キャンプで体感済み。かといって、わざわざタープをはったりするのはひと手間に…軒下に収まるサイズにしておいてよかったです。と書かれていました。
理想を現実に
最近の東京では、実際にウッドデッキを設置するスペースを設けること自体が大変なことなので、そこにコストを掛けることも難しいかもしれませんが、同じ雰囲気をバルコニーや屋上で実現される方もいらっしゃいますので、諦めることはありません。
実現の難しそうな理想でも、もしかしたら何か方法が見つかるかもしれません。まずはお気軽に弊社までご相談ください。