1人暮らしで“妥協”できる「住まいの設備」ランキング発表 「シューズボックス」「IHクッキングヒーター」を超えた圧倒的1位は?
皆さんは住まい探しのとき、どんな設備なら“妥協”できますか。不動産情報サービスを提供するアットホーム(東京都大田区)が、「1人暮らしで妥協できる住まいの設備」に関する調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。
2023年2月9日 7時10分 オトナンサー
大家さんの気になる話題
日頃から投資をお考えの方や、すでに以前から大家業を続けておられる方には、ちょっと気になる記事だったのではないでしょうか。
記事では、一人暮らしの人が住まい探しをするときに、希望する設備が無くても我慢できるものは何か、ということを調査したということです。
あったら良いけど、別に無くても困らない設備、とも言うことが出来そうです。
この調査は2022年10月、賃貸仲介を主業務とする全国のアットホーム加盟店を対象に、インターネットで実施されたそうで、有効回答数は623サンプルです。なお、質問項目は「1人暮らしの住まい探しで妥協しても問題ないと思う設備」で、選択肢から1つ回答する形式ということ。
無くても困らない設備
結果は下記のとおりです。
3位は「シューズボックス」(8.3%)。
2位には「IHクッキングヒーター」(9.8%)がランクイン。
そして、圧倒的1位となったのは「追いだき機能付きバス」(22.2%)でした。
シューズボックスは一人暮らしの場合、そんなに多くの靴を所有していないということのようですが、中にはシューズマニアや靴フェチの方もいらっしゃいますので、そういうマニアさん向けのお部屋を用意してあげるのも良いかもしれません。
IHクッキングヒーターも、そもそも料理をしないとか、真剣に料理をされる人の場合はむしろガスコンロを探されている場合もありますので、一人暮らしの方にIHは不要だということですね。
そしてなんと1位は追い焚き機能でしたね。
以前から若い人は湯船に浸からずに、シャワーで済ますというスタイルが増えていましたので、そんな生活スタイルが定着していると言えそうです。
それにしても不名誉な、不要な設備1位と言える追い焚き機能ですが、入居者さんの利便性を考えて設置されることが多かったと思います。
給湯器や配管、金物や加工の手間などを考えますと、数十万円の工事費になりますので、一人暮らしを対象とする賃貸物件では、追い焚き機能の設置は必要ないと言えそうです。
全ては入居者さんのために
しかしながら、賃貸マンションでもトレンドがありますし、人気の間取りや設備については地域性もあったりしますので、一概にこれと言った決まりは無いと思います。
そんな中でも大切にしたいのは、入居者さんの安全と快適性を最優先に考えると言うこと。
大家さんとして、結露が発生するような部屋を提供してはいけませんし、多額な光熱費が必要なお部屋で家賃を受け取るのも、気が引けることだと思います。
入居者さんの安全を確保し、省エネで快適に暮らして頂くことが、賃貸経営を安定させることにつながります。賃貸マンション経営についてのご相談もお気軽にお問い合わせください。
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