どうしてガス代が2倍以上に?29歳女性が引っ越して気付いた賃貸「部屋選び」の盲点
物価高、中東情勢の揺れ動きなどで経済が大きく変化し続ける中、少しでも家計を守ろうと「節約」をしている人は少なくないでしょう。ただ、支出をうまく抑えられる人もいれば、かえって出費が増えてしまった人もいるようです……。
2026年7月13日 16時20分 All About
業界の闇とコスト負担
この話題に触れて良いものなのか、少々考えたりしますが、やっぱりどこか違和感のあるシステムですので、業界を敵に回すかもしれませんが、ここは公正に情報を共有しておかなくてはいけません。
今日の記事では、All About編集部が実施した節約に関するアンケートから、長野県に住む29歳女性の失敗談を紹介します。ということでした。
紹介する長野県在住29歳女性は「電気代」の節約で失敗してしまいました。
「引っ越した家がプロパンガスで……」と節約のきっかけを振り返ります。前の家が都市ガスだったため、それと比べるとガス代が2倍以上に上がってしまったそう。そこで電気代を節約しようとしたのですが……。
「食器を洗うとき、ガス代が高いので電気ケトルで沸かしたお湯をボウルにためて使い、流すときは水を使うようにしましたが、結局、電気代が高くなりました」
電気代節約のため、女性は「コンセントをこまめに抜いたり、エアコンを使わないようにしている」といいます。と書かれていました。
なんとも涙ぐましい節約生活を送られていますが、今回は表面的な家賃の安さに惹かれてしまったツケを支払わされていると言ってい良いでしょう。
さらに、電気で熱を作るということがどれだけ効率が悪くエネルギーを必要とするか、ということを知らされていなかったのが残念です。
安価な賃料のしくみ
あまり大きな声ではお話できませんので、小さめの声でお話させていただきますが、その賃貸物件を建築したオーナーさんは、少しでも建築費を安価にするために、プロパンガスの供給会社さんと契約して、ガス工事の代金を無料で行ってもらっています。
その見返りとして、入居者さんには高いガス代金を支払続けてもらうと言うことになっているわけです。
相場の家賃よりもちょっと割安感があって、その物件に入居することを決めたとすれば、それはまんまとオーナーさんの作戦に乗ってしまったと言うことになります。
オーナーさんの投資額が少なく、安価な家賃設定でお客さんを集めることを目的とした建物の場合、今回の様なプロパンを採用されていたり、断熱性能が低いケースが多くなりますので、どうしても入居者さんの光熱費などが高額になり、ランニングコストの負担が増えてしまいます。
今の時代では、電気事業の民営化が進んでいますが、その中では思うようなコストダウンが進められていないようで、他の先進国を見る限りでも、この後も電気代の値上げが続けられそうですので、結局は賃貸住宅と言えども、断熱性能の高い物件がお得となるでしょう。
賃貸住宅の選び方
記事で紹介されていた件では、「引っ越す家を家賃と間取りで選んでしまったので、ガスの確認も大事だと学びました。ほかの節約術はないかもっと調べてみようと思います」と、この失敗から学んだ教訓を教えてくれました。とありました。
本当に良い学びとなって、これからの住まい選びに活かされることをお祈りいたしますし、多くの方に、賃貸住宅の選び方を知って欲しいと思います。
そして、賃貸マンションの建築をお考えのオーナーさんが、入居者さんのより良い暮らしのために、高性能な賃貸住宅を建てられると、日本がもっと豊かになるのではないでしょうか。
賃貸マンションや賃貸併用住宅のご相談は是非RCdesignまでお気軽にお問い合わせください。






