片付けのプロが教える!現場でよく聞く「片付かない家のお悩み3選」と解決法
整理収納アドバイザーむらさきすいこです。片づけたい気持ちはあるのに、なかなか思うように進まない…。整理収納アドバイザーとして多くのご家庭をご訪問していると、同じようなお悩みを耳にすることが少なくありません。今回は、その中でも特によく聞く3つのお悩みをご紹介しながら解決のヒントをお伝えします。
2025年10月16日 11時0分 michill
お片付け
今日の話題はお片付けの話題です。
私自身が残念ながらお片付けのセンスが無い人間でして、いつもは家族やスタッフのお陰で周りが片付いていますが、世の中に自分だけしかいないとなれば、そこはきっと散らかし放題となってしまうことでしょう。
一般的には子育て世代のご家庭などでは、家族の成長と共にモノも増え続けている状況だったりしますので、なかなか片付けのゴールも見えないかもしれません。
記事に書かれていたのは、お片付けに関するお悩み3選ということで、プロが聞かされるお片付けのお悩みとはどのようなものなのでしょうか。
どこから手を付けるか
①モノが多すぎて、どこから手をつけていいかわからない
まず記事にあったのは、ご訪問整理収納サポートに伺うと、「とにかくモノが多くて、どこから手を付ければいいかわからない」という声をよく耳にします。収納スペースに収まりきらず、床がモノで埋まってしまっているケースも少なくありません。
多くのモノに囲まれていると、量に圧倒されて思考が停止してしまう感覚になりますよね。
そんなときは、まず「思い入れの少ない場所」から整理をしてみるのがおすすめ。とのこと。
たとえば、冷蔵庫や洗面所、玄関など。クローゼットや書類、思い出の品と比べて、感情が入りにくいため、整理がスムーズに進みやすいそうです。
また、実際に筆者がクライアントと一緒にモノの整理を進める際には、「どれを捨てますか?」とは絶対に聞きません。「使っているモノはどれですか?」「好きなモノはどれですか?」と質問をしていきます。つまり、処分するモノを探すのではなく、「必要なモノ・使っているモノ・好きなモノ」を選ぶことに意識を向けます。そうすると、自然と不必要なモノや手放しても困らないモノが浮き彫りになってきます。と書かれていました。
さすがです。プロの意見と指導は的確ですね。やはり現状家の中にあるものですから、そこからいらないモノを探せと言われても、なかなか難しいものだと思います。
どこにしまうか
②どこに何をしまえばいいのかわからない
次に書かれていたのは、特にリフォームや引越し直後は、「どこに何を収納するのが正解なのかわからない」という声をよく伺います。引越直後に整理収納サポートのご依頼をいただくことも大変多いです。
モノの量はそれほど多くなくても、「なぜか暮らしにくい」「すぐ散らかってしまう」という場合、その原因はモノの収納場所が家族の生活動線や家事動線に合っていないことが多いのです。と言うことです。
そうなんですよね、最初からどこに何を収納するか決めた上で作られた収納なら、話は早く計画通りに収納すれば良いのですが、これが何となく作った収納ばかりですと、どこにしまえば良いのかわからなくなってしまうことがあるのもわかりますね。
記事にもありましたが、大切なのは、「いつ・どこで・だれが・どのくらいの頻度で」使うのかを考え、基本は「使う場所に収納」することに違いありません。
そうすれば、無理なく元の場所に戻せて、自然と散らかりにくい住まいになっていきます。と記事にも書かれていました。
元に戻る
③片付けけてもすぐ元にもどってしまう
三つ目は少々残念な感じもしますが、実は、何度も片づけを繰り返した末にリバウンドをしてしまい、その結果「もう一人では難しい」と感じて整理収納サポートをご依頼くださる方も少なくありません。
「よし、片づけよう!」と張りきって大量のモノを処分したのに、数週間、あるいは数か月後には元どおり…。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。と書かれていました。
入れる行動がそのまま
さらに著者さんのアドバイスで目から鱗なのは、原因のひとつは、家からモノを出すことに一生懸命になっても、「モノを家に入れる行動」が変わっていないことにあります。というご指摘です。
それは、特売品をつい買いすぎたり、なんとなくもらったモノ受け取ってしまったり。
実際、整理収納のサポートでクライアントと一緒にモノの整理をしている最中、次々とネット注文の荷物が届く、という光景も珍しくありません。とも書かれていました。
せっかく処分してスペースを空けたはずなのに、気づいたらそこもまた埋まっていたなんて、それはショックですよね。そしてその原因がモノを受け入れる行動が改められていないということ。
これにはモノを減らすことももちろん大切ですが、それと同じくらい「モノを増やす行動と生活習慣」と向き合うことが重要です。ここを日常的に意識できると、片付けのリバウンドが起こりにくくなりますよ。ということです。
お片付けもいろいろなノウハウがあったりしますが、まずはモノを増やさないということが基本ということなんですね。効率的な収納をお考えなら、弊社のプラン作成をご利用ください。