『梅雨型熱中症』高リスクシーズン前倒し…病院で点滴の女性も 梅雨入り遅いのになぜ
16日の列島は局地的に強い雨が降るなど、蒸し暑い1日となりました。この湿度で今、「梅雨型熱中症」の危険が高まっています。
あたりが霞むような激しい雨と風に、小走りになる人々。中には、傘をささない人も見られます。16日の日本列島は、上空の寒気や気圧の谷の影響で、北海道から中国地方にかけて、不安定な天気になりました。降りしきる雨と風は、ビルの通路で雨宿りしていた人たちにも…
2024年6月16日 23時30分 テレ朝news
梅雨型熱中症
梅雨型熱中症というものがあったとは知りませんでした。
確かにここ数日、弊社の現場スタッフでも体調を崩す人がいたり、我が家の次男も風邪を引いていたようですので、気付かないうちに体力が低下しているのかもしれません。
季節の風物詩
まず記事にあったのは、「小田原城では、あじさい祭りが行われていまして、赤や青など色とりどりのあじさいが来場者を魅了しています。梅雨の風物詩の一つともなっているこのあじさいですが、今年は梅雨入りを待たずしてこのあじさい祭りが終了します」というもの。
季節もののイベントなどでは、その時期にあるべきものが無いと、それはそれで形にならないというか、ちょっと残念な感じもしますね。
とは言え、やはり雨が降っているよりは、止んでくれていた方が何かと助かります。
もちろん私たち建築業界でも、雨が3日続くと生存が危ぶまれるというくらい、まさに死活問題となりますので、雨が少ないことの方が明らかに助かります。
すでに被害も
また、記事にあった例では、都内のクリニックに行ってみると、点滴をしている高齢女性が…「急にめまいがしちゃったから、でも具合が悪くて、昨日は全く動けなかった。今日は少しクラクラっとしたんですけど…」と訴えていました。
15日、こちらのクリニックでは、3人が熱中症と診断されました。院長は、今後さらに注意が必要だと言います。
さらにクリニックの院長さんは、「梅雨に起こりやすい熱中症のことを“梅雨型熱中症”といいます。梅雨が遅れたことによって、湿度だけ梅雨のレベルに近くなっていると。でも温度はもう日増しに高くなってきて前倒しでこの熱中症のハイリスクシーズンに入っていて、十分に注意してこの梅雨の季節に備えてほしいなと思います。」と書かれていました。
固定観念を捨ててしっかりと対策を
まだ6月だから、と言うような固定観念を捨てることが、まずは必要なことかもしれません。
日本における自然環境の変化は、すでにお感じの通りですが、そろそろ6月の常識を捨てる時が来たと思えば、今後はこの時期からしっかりと熱中症対策を行なっていくことが、新しい常識になるでしょう。
もしかすると、これも四季から二季への移行期間的な気象状況なのかもしれませんね。
まだ早いとか思わずに今すぐ始めて欲しいのは、定期的な水分補給と休憩、エアコンの連続運転で室温と湿度をコントロールするということです。快適な環境でしっかりと睡眠をとることが、夏バテには一番有効だと思います。
熱中症対策にも、住まいはRC住宅がオススメです。