家づくり講座第549回
冷え込みが続いており、感染症も広がっているようです。ご自愛ください。それでは土曜日恒例の家づくり講座第549回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。
プロにも種類
さて、あるスタッフには、お気に入りの花屋さんがあるとか。
相手の性別、年代、好みの色、贈るシチュエーション等々、花屋の奥さんに問われるままに話すだけで、毎回素敵な花束に仕上げてくれるそうです。
そのスタッフは、他の花屋も利用したことがあります。
その時の対応は、いずれも「予算は?どんな感じに仕上げますか?」と、スタッフの要望を形にするだけだったそうです。
確かに、『お客様の要望を忠実に叶える』という店側の姿勢は悪くはないでしょう。しかし、素人の要望を形にするだけの花屋より、その要望に専門家としての知識や技術を足して、相手の期待以上の花束に仕上げる花屋の方にプロとしての魅力を感じませんか?
貴重な経験値があります
じつは、家づくりにおいても同じことが言えます。
家づくりについて熱心に学んだ方の中には、「こんな家を建てたいんです」と、パソコンで描いた間取りや資料等を用意している方がいます。
最初の段階でそれだけの準備をするのですから、家づくりに対する思いの強さは相当なものです。
しかし、そこにプロの経験やアイデアを足せば、
・使い勝手や快適性が増す
・無駄を省いてコストダウンができる
など、さらに満足度の高い家づくりが期待できます。
情報提供が大事
ただ、そのために、
・家族の性格や生活スタイル
・新居でどんな暮らしをしたいか
・絶対に譲れない条件は何か
など、沢山の質問を投げかけられることもあるでしょう。答えたくない質問もあるかもしれません。場合によっては、思わぬ提案をされることがあるかもしれません。
そんな時は、それがあなたの要望を理解し、より良いものにするための提案なのか、それとも、業者の家づくりを優先するためなの提案なのかを見極めてください。
そして、より良いものにするためだと感じたら、積極的に耳を傾けてみましょう。
想いを形に
勉強熱心なのは素晴らしいことですが、打ち合わせの前に完成させておく必要はありません。
イメージを伝えるための切り抜きを集めたり、新居に望むことを箇条書きにするなど、伝えたいことをできる範囲でまとめておけば十分です。
それをもとにどんな提案ができるかは、業者の能力次第です。
要望を形にするだけの業者は、あなたの予想通りの提案をすることでしょう。しかし、プロとしての能力を活かせる業者なら、さらに満足度の高い提案が期待できます。
あなたは、どちらの家づくりに魅力を感じますか?
どちらにせよ、失敗しない家づくりのご相談は是非RCdesignまで、お気軽にお問い合わせください。