大型の台風30号が接近しているようです。とにかく安全第一でしっかりと対策を行っておいてください。それでは土曜日恒例の家づくり講座第590回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。
電柱のある敷地
さて、あなたは敷地内に電柱が立っている宅地をどう思いますか?
敷地内に電柱が立っていると、電力会社から電柱敷地料が振り込まれます。
ちょっとお得に感じるかもしれませんが、
・犬のマーキングやフン害
・電線に群れを成す鳥の鳴き声による騒音やフン害
・工事や点検作業のための人の出入り
・塀やガレージを希望通りに設置できない恐れ
・自然災害や腐食などによる倒壊
・侵入犯罪の足場となる恐れ
などのように、電柱ならではのデメリットは少なくありません。
電磁波も気になる
また、電磁波による健康被害も気になるところでしょう。
原子力安全・保安部会電力安全小委員会によると、電柱の上に設置されている変圧器から発生する電磁波は、電線(配電線)から発生する電磁波と合わせても1.13マイクロテスラ程度で、国際的なガイドライン(200マイクロテスラ)より低い値だとか。
しかし、電磁波過敏症など健康上の不安を抱える家族がいると心配ですよね。
電力会社は、送電線などの設備から発生する電磁波の測定を行っています。
ですから、電磁波の状況が気になるなら、土地の契約を行う前に測定依頼の相談をしてみるといいですよ。
電力会社に相談すれば、敷地内の電柱を移設できる可能性はあります。ただし、移設場所が原因でご近所トラブルが発生した事例があるので注意しましょう。
電力会社や施工業者も交え、ご近所の意見も聞きながら話を進めるなど、十分な配慮を欠かさないようにしたいものです。
標識が倒れる事故も
そういえば、犬の尿に含まれる塩分やアンモニアが原因で、標識柱などの鉄柱が腐食する被害が全国各地で発生しているとか。
2016年に標識柱が倒壊し、女の子が重傷を負った事故では、その原因が犬の尿だということで大きな話題になりました。
犬を散歩させるときにペットボトルを持ち歩き、尿を水で洗い流してくれる飼い主さんもいます。
しかし、水分が蒸発すれば尿成分は濃縮するので、腐食のリスクを完全に無くすことはできません。
ですから、もし購入予定地に電柱や標識柱などがあるなら、柱の根元の状況確認やマーキング対策も検討した方が良いでしょう。
少しでもご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。







