『エッフェル塔~創造者の愛~』監督に聞く「建設の一番の原動力になっていたことが“恋愛”という所が、実にフランスらしくて素敵だと感じた」
『エッフェル塔~創造者の愛~』が3月3日より公開となります。本作は、天才建築家として名を馳せていた、 ロマン・デュリス演じるギュスターヴ・エッフェルの全パリ市民の誇りをかけた建造物〈エッフェル塔〉への挑戦と、その裏で繰り広げられた”“ある女性”との愛を紡ぐ姿を、創作を交えて描いたフランス映画。
2023年3月1日 11時0分 ガジェット通信
エッフェル塔です。
今日はちょっと脱線してエンタメの話題です。
とは言え、私のアンテナに引っかかる記事ですから、そのキーワードには建設が入っていましたね。
日頃はあまりフランスとご縁が無いように思いますが、もちろんエッフェル塔の存在は世界中に知られていることだと思います。
そんなエッフェル塔がエッフェルさんの作品だったということは、フランス人でも意外と知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
フランス人の想い
記事にあったのは映画監督に行われたインタビューで、この物語はフランスで有名なお話しなのかという質問に対して、これだけ世界的に知られたモニュメントですから、建設物語と史実とラブストーリーを交えて映画にするのはとても面白いと思いました。アドリエンヌという女性は実際にいて、エッフェルとのラブストーリーは本当にあったわけですからね。と語られていました。
さらに、史実とフィクションをミックスさせるという作業、それこそが“映画”であるといえるでしょう。実在する人物とモニュメントをテーマに、そこからインスピレーションをふくらませたラブストーリーを描いている所がシネマティックなのだと思います。ということでした。
すでに公開されている本国フランスでも好評だそうですが、東京に住んでいる人の中でも東京タワーやスカイツリーに行ったことが無い、という方は結構多いのですが、それと同様にパリに住んでいる人にとっては、日常すぎて気に留めない存在ではあるのですが、改めて映画で観ることでエッフェル塔に想いをはせることが出来ることは素敵ですね。
こだわりと建設作業
記事によれば、監督のこだわりとして、壮大なセットを1/1スケールで作っていて、高さが25mもあって、とても大きなセットでしたよ。でも撮影自体はとても楽しくて、本作で一番大変だったのは、塔の建設というメインテーマから興味を失わせないための編集だったんですとのことでした。
フランス映画を意識して見たこともありませんが、今回は天才建築家エッフェルさんの人物像と、さらに歴史的建造物の建設作業がどのように進められたのかなど、是非見て見たいと思います。
いや、今日は改めてエッフェル塔って、と思ってWiki先生に伺って見たところ、これだけでも結構面白くって、つい読み進んでしまいました。映画の下準備として目を通されておいても良いと思います。
日本にもドラマチックな建物を増やしたいものです。
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