「自宅の鍵」を「紛失」したため、業者を呼んだところ「10万円」を請求されました。さすがに高すぎると思うのですが、返金してもらうことはできないですよね?
鍵を紛失して焦って業者を呼んだところ、思わず目を疑うような「10万円」の請求。確かに衝撃的な金額に感じる一方で、相場や内訳を知らなければ、それが正当なのか過剰なのか判断が難しいものです。
2025年10月1日 11時0分 ファイナンシャルフィールド
鍵の紛失と対策
さすがに最近は自分で紛失することはありませんが、以前なら子どもがどこかで落としてきたとか、何度かあったように思います。それでも他に家族がいれば何とかなりますけど、一人暮らしなどでは途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
弊社でも賃貸管理業務の中では、入居者さんが紛失してしまい家に入れない、という連絡を頂くことが時々あります。
連絡が付けば、弊社保管のスペアキーで対応出来る場合もありますが、さすがに早朝深夜では対応出来ないこともありますので、そんな時は最終手段として業者さんを呼ばざるを得なくなりますね。
緊急は高いもの
そんな困った時に依頼するわけですから、多少のコストは覚悟の上で連絡をすることでしょう。しかし、おおよそ世の中になる緊急対応というものには、それなりのコストがかかりますので、通常時よりは割高になるものです。
ただ、その割高にも限度があって欲しいですし、その価格設定があまりにも足元を見たものであったり、そもそも悪意を感じるようなことであれば、とにかく一旦キャンセルすることが大事だと思います。
ことが鍵に関することですので、それなりに信頼出来る業者さんであることが第一です。ちょっとでも違和感を感じたら、一度家族と相談して連絡します、とお伝えしましょう。
費用の相場
鍵紛失の業者依頼、一般的な費用相場はどれくらい?
記事にあったのは、鍵を紛失した際に業者へ依頼すると、まずかかるのは鍵開け(解錠)の費用ですが、鍵紛失による費用の相場は、約3万円といわれています。
また、一般的な住宅の鍵開けの適正価格は、基本料金5000~8000円、出張費3000~5000円、技術料などを含めて合計1万2000~1万5000円程度とされています。
鍵を交換する必要がある場合は、ギザ鍵では1万~1万5000円、ディンプルキーでは1万5000~3万円、電子錠では3万円以上になる傾向があるようです。つまり、通常の開錠だけであれば、数万円以内に収まることが多い、といえるでしょう。と書かれていました。
まあ常識的な範囲として、上記金額を目安にされると良いと思います。
高額請求の理由
10万円の請求は本当に高すぎなのか
次に記事にあったのは、10万円という請求額は、相場と比べるとかなり高額です。では、なぜそのような請求になったのか、考えられる理由を整理します。
・ディンプルキーや電子錠など、防犯性が高く複雑な錠前だった場合、追加料金が発生し、一般的に1.5倍~2倍の費用になることがあります。
・夜間対応や休日対応だった場合、通常料金に30~50%増しになることがあるため、2万円~3万円上乗せになる可能性があります。
・築年数が古かったり、鍵自体の劣化が進んでいたりすると、作業が難航し時間や工具費がかかり、料金が上がる場合があります。
・悪質な業者の場合、激安広告で誘いながら実際には高額請求するケースも確認されています。
これらの要因が重なったとしても、10万円という金額はなお高すぎる印象です。とのこと。
信頼出来る業者選びを
サービス業ももちろんですが、人が動くこと、さらに特別な技術を要することには、今後はもっとコストがかかるようになるのではないでしょうか。
高すぎる請求を避けるには? 信頼できる業者をどう選ぶべきか
最後に記事にあった、高額請求を避け、適正価格で依頼するためには、以下の点を確認するとよいでしょう。を確認しておきましょう。
・複数の業者から事前見積もりを取り、比較することで、適正な価格帯を把握できます。
・基本料金、出張費、作業料金、夜間・休日料金の有無など、見積もり内容を詳細に確認しておくことが重要です。
・異常に安い広告(「1000円~」「地域最安」など)には要注意です。そのような広告を出す業者は、追加料金で一気に請求されるケースがあります。
・業者の実在確認や、レビューの信ぴょう性をチェックすることで、信頼できる業者か判断できます。
・安すぎる見積もりを避け、適切な技術と対応が得られる業者を選ぶことが防犯につながります。
以上が注意点として書かれていました。
最近は鍵の種類も多様化していますので、もし紛失の心配やセキュリティーの向上などをお考えの場合はお気軽にご相談ください。