4人家族の「ものであふれない」収納のヒント。服を1枚買うなら、2枚手放すのが吉!
気になるものを買っていると、気づけば部屋内に収まりきらなくなった…という経験はありませんか? そこで、収納内をすっきり保つ考え方とおすすめの収納グッズを、整理収納コンサルタントの本多さおりさんに教えてもらいました。
2025年8月20日 20時0分 ESSE-online
モノを減らすしくみ
これは確かに大切な考え方かもしれません。
人の価値観はそれぞれですし、年齢や家族の状況によっても暮らし方は違うものですが、収納スペースが足りないと言われている方の中には、やはり減らす努力が足りないケースが多いのではないでしょうか。
もちろんそれが趣味の推しグッズであったり、蔵書や雑貨、コレクションとされるものもあるでしょうから、許容出来る範囲で楽しまれることが大切だと思います。
処分対象
しかし、すでに何シーズンも身につけていない衣類や、思い返してみれば衝動買いだったと思うようなもの、インテリアとしてもすでに旬を過ぎてホコリにまみれているとか、そのようなものは間違いなく処分の対象となるでしょう。
実家の押入やその上部にある天袋、そこには何十年前にもらった引き出物や、忘れ去られているモノも多く入れたままになっていたりしますね。
まずはそんな収納の無駄を整理するところから始めると良いのではないでしょうか。
1つ入って2つ出る
記事にも書かれていたのは、ものというのは、無防備にしているとどんどん家に入ってきます。だって外には安くていいものがたくさん売られているから。物欲に抵抗して「家のなかに同じ役割のものがないか」「収納に入るか」などと考えるより、買ってしまう方がずっとラクだから。とのこと。
そこで著者さんは、私は服を買うとき、服を選ぶ頭の端で「家にある手放す服」を思い浮かべています。1枚買うなら、2枚手放す。2枚買うなら、3~4枚手放す。こうして微減していかないと、家のなかはどんどんものであふれて管理でアップアップしてしまいます。と言うことです。
この自然と少しずつ微減していくというシステムはなかなか良いですね。何かを買う時には必ず買う量よりも多くのものを処分していけば、もので溢れることは無くなりそうです。
事前の点検も大切
さらに著者さんでは、買いに行く前に、減らしてから出かけることも多々あります。服の1枚1枚と向き合い、ほぼ着なくなった理由を「シワになるから面倒」「毛玉がすぐつく」と分析しながら手放していきます。すると、買いに行ったときに「シワになりそうなもの」「毛玉のつきそうなもの」は選ばなくなる。同じ過ちをおかさなくなるのです。
また買いに行く前に点検することで、「肌着が多すぎる」「シンプルな長袖カットソーがない」など買うべきターゲットを絞り込んでいけます。反省点と現状を踏まえ、買い物視点をクリアにしていくことができるのです。と書かれていました。
持ち物の把握
そう言われてみますと、自分の所有しているものをどこまで把握しているか、という点でもかなり疑問を感じずにはいられません。どんな色のシャツが何枚あるとか、肌着の数とか、もう少し性格に把握しておくことも大事ですね。
最後に、微減の時間は、反省会。ものと向き合い、減らしてから買い物に行くのはおすすめの方法。衣類に関して言えば、衣替えはその絶好のチャンスです。ほかにも器、オモチャ、本、調理ツールなどもいつの間にか増えがちなものたち。「買う量以上に減らす」意識をもっていると、収納内をすっきり保てます。とのことでした。
家の中を少しでもシンプルに、ものであふれない空間を目指すなら、今日のヒントを実践してみると良いのではないでしょうか。
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