「うるさい」で消える?夏の風物詩“盆踊り”存続の危機 会場数は20年で半減 騒音対策で“サイレント盆ダンス”も
夏の風物詩として親しまれてきた盆踊りが、存続の危機に直面している。背景にあるのは、会場周辺の住民からの騒音への苦情で、主催者は開催時間の短縮など対策を講じている。一方で、その伝統を守るために新たな試みも始まっている。
2026年8月7日 6時0分 FNNプライムオンライン
時代の流れと盆踊り
なんとも寂しい限りですが、これも時代の流れとして受け止めなければならないのでしょうか。
私の暮らす地域でもちょうどこの週末に盆踊りが開催されますが、実はこれまで町会単独だったものを隣の町会と合同で開催するというアナウンスがありました。
やはり集客力の低下、そもそも子供の減少、または財政的理由ということもあるようですので、地域の伝統や催しを維持するのも意外と大変なものです。
会場不足と騒音問題
まず記事にあったのは、先週末、札幌市で行われた「ひのまる公園盆踊り」は、2日間で5000人以上が参加し、大いに盛り上がった。一方で、盆踊りの普及に取り組む団体のトップが口にしたのは“盆踊り衰退”への強い危機感だった。
北海盆踊り普及連合会 会長:場所がなければやぐらは建てられない。(盆踊りが)衰退していく。
会長さんによると、この夏、札幌市内で開催される盆踊りの会場は約20か所で、20年前に比べ半減したという。その大きな要因が“騒音問題”だった。
北海盆踊り普及連合会 会長:騒音問題で公園を貸さないということが起きている。
札幌市などによると、地域の祭りや盆踊りに対し「うるさい」などという意見が例年、数件寄せられるという。とありました。
公園を開放しよう
なんということでしょう。ここでも騒音問題として扱われるようになっていたとは、びっくりされた方も多いのではないでしょうか。
少し前から、小学校や保育園、公園の近くに住まわれている方が、苦情を言われるようになり、運動会が無くなったり、大幅に縮小されるなどの影響が出てしまったこともありました。
公園でボール遊びや花火を禁止にしている自治体も多いようですが、声の大きい人一人のために子どもの楽しみや思い出がなくなってしまう、そこに違和感を感じる人も多いと思います。おおらかで寛大な大人が増えることを期待したいですね。
考えるオジサン
私たちのように一定の年齢になりますと、住んでいる町の町会、事務所のある商店会などのコミュニティに属している中で、運営をする立場にもなっている方が多いかもしれません。
そこでは、地域の子どもたちに対して、記憶に残る街にしてもらいたいと思いますし、故郷、地元、こども時代の思い出が、この街で良かったと思ってもらえるように、それなりに考えているオジサン達がいたりします。
近隣に細心の注意を
次にあったのは、盆踊りが終了したのは、周囲がまだ明るい午後7時。そして祭りの余韻も冷めやらぬ中、撤収作業に取りかかった。
ひのまる公園盆踊り実行委員会 委員長:苦情があったら次の開催ができないので、細心の注意を。
サイレント盆ダンス
夏のふれ合いの場である盆踊りを残したい、そうした思いから石川県金沢市では“次世代盆踊り”として、2019年8月にこんな取り組みが実現した。
会場に響くのは、セミの鳴き声と手拍子だけ。参加者たちは、音楽なしの“無音”の中で踊る。これはイヤホンから流れる音楽に合わせて踊る「サイレント盆ダンス」だ。参加者からは、「初めてやって必死だけど楽しい」「耳で音が出ているので、不思議な感じはしない」といった感想が聞かれた。とありました。
サイレントだそうです。どう見ても滑稽に映りますよね。実際に参加されて踊っている時は、イヤホンから流れる音楽に合わせて踊ることが可能でしょうけど、周囲で見学している人たちからは、何の音楽がかかっているかもわからないとなれば、盆踊りの魅力も半減してしまうように思います。
外国人とbonodori
さらに記事にあったお話では、果たして盆踊りはこの先どうなっていくのか。日本盆踊り協会によると、盆踊りの開催数は地方を中心に減少傾向にある一方で、参加人数自体は増えている状況だという。
“盆踊り人気”の背景にあるのは、外国人観光客だ。実際、SNSには「bonodori(ボンオドリ)」や「bondance(ボンダンス)」の#(ハッシュタグ)と共に、日本各地の盆踊りの様子が投稿されている。池上本門寺でも盆踊りを楽しむ多くの外国人の姿が見られた。
今回が“盆踊り初体験”というドイツからの留学生も大満足の様子だ。
ドイツからの留学生:すごいです。めっちゃいいです。面白い。日本ならではのとても特別なもので、世界の他の場所ではなかなか見ることができない。これからもずっとこの文化が途絶えることなく受け継がれてほしい。と書かれていました。
コミュニティと伝統
最近は町会などのコミュニティに参加しないという方も多くなっていますが、それが合理的という判断かもしれませんし、強制できるものではありません。しかし、地域を守り子ども達世代に対してより良い環境や伝統を少しでも残したいと思ったら、少しでも参加して頂けると助かります。
全国の各地域ごとに多くの伝統が残されたら、それが観光資源になってインバウンドの人が増えるかもしれませんし、日本の継続的な発展に寄与する可能性もあると思います。
地域の安全と発展のために、住まいはRC住宅がオススメです。






