家は「買って終わり」じゃない 見えにくい保証と不安のリアル
家を選ぶとき、人は立地や価格、間取りに目を奪われがちだ。だが、住み始めてからの安心まで見据えている人はどれほどいるのだろうか。見えない将来への備えとしての「保証」に、いま改めて関心が集まっている。
2026年3月27日 14時45分 スポーツ報知
保証は必要か
ちょっと意図のわかりにくい記事ではありましたが、概ね家は住み始めよりもその後の暮らしが大切ですので、何かしらの備えを考えておきましょうということのようです。
そんな記事にあったのは、調査(2026年3月、全国の男女300人)では、住宅購入時に保証期間を「とても重視する」36.3%、「やや重視する」47.7%と、計84.0%が重視する結果となった。理由には「高額だからこそ安心が必要」「不具合は必ず起こる」といった現実的な声が並ぶ一方、「保証の存在を知らなかった」といった認知不足も一部に見られた。とのこと。
調査自体が少し曖昧と言いますか、家に関することというよりも生活全般に対する考え方を聞いているようにも感じる内容です。もちろん人間ですから、将来の不安を聞けば大抵の方は何かしら思うところもあるでしょう。
そんなどちらかというとネガティブな問いかけには、皆さんが同じように不安を抱えているものだということがわかりました。
保証とメンテナンス
次に記事では、理想の保証期間では「20年程度」が37.3%で最多。「30年程度」23.0%、「10年程度」21.3%と続き、30年以上の期間を望む人も約4割に達する。設備や外装の劣化が本格化する時期を見越し、長期的なカバーを求める傾向が浮かび上がる。
また、購入後のメンテナンスに不安を感じた人は32.7%に達した。「費用が読めない」「業者が信頼できるか不安」といった声に加え、施工会社の倒産で対応が途絶えたという実体験もあり、保証の中身への視線も厳しい。と書かれていました。
ここでも皆さんの不安感が伝わってきますが、建物の維持管理やメンテナンスについての情報不足もあって、何かしら保証されるものがあると少しは安心出来るとお考えのようです。
アフターサービスの期待
また記事にあったのは、求められるアフターサービスでは「定期点検」58.3%がトップ。次いで「修繕費用の目安提示」40.7%、「相談対応」39.7%、「緊急対応」39.0%と続いた。単なる事後対応ではなく、将来を見通す先回りの支援が期待されている。とのことでした。
このあたりは、全ての建築に関する業者が、一般消費者目線のご要望をしっかりと理解の上、お応え出来るサービスを提供させて頂くように努めなくてはいけませんね。
言葉の理解と意味
ここで一度確認しておかれた方が良いかと思いますので書かせて頂きますが、まず言葉の違いをしっかりと理解して頂く必要があります。それは保証と保険の違いです。
この違いは、目的と対象です。保証は製品の品質や債務履行(通常使用の故障)を責任を持つこと であり、保険は偶然の事故や災害による損害を補償する仕組み です。保証は購入店・メーカーが主となり、保険は保険会社が主体となります。
そしてここからが大事なところなんですが、保証はメーカーがなくなると適用されなくなる可能性が高く、保証書が紙切れになる可能性が高いのですが、保険は保険会社が存続する限り適用されます。
メーカーが謳っている何十年保証というものも、いわば言った者がち的なところもあるのですが、一方で住宅瑕疵担保保険は、法律で定められた保険ですので必ず支払われるものなんですね。
瑕疵担保保険と長期保証
住宅瑕疵担保保険は、新築や中古住宅の購入後に雨漏りや構造上の重大な欠陥が見つかった際、補修費用をカバーする保険です。新築では売主に10年間の瑕疵担保責任が義務付けられており、事業者が倒産しても保険金で修理費が賄えます。保険加入前には第三者機関による検査が実施されます。
最近のハウスメーカーさんでは、長期保証を謳われている場合、定期的な有償のメンテナンスを行うことが条件になっていますので、無償で何十年も不具合を保証されるということはありません。
本来、住宅などの建築物は経年劣化があるものですし、設備などの耐用年数は意外と短いものもあります。定期的にメンテナンスを行いながら100年以上使って頂けることが理想です。
ちなにみ弊社では、地盤保証の標準付帯と瑕疵担保保険の延長保険などにも対応し、定期的な周年点検の実施、緊急対応、メンテナンスやリフォームのご相談にも対応させて頂いています。
家づくりに関して、ご不明な点は何なりとお気軽にご相談ください。






