一戸建て住宅が突然崩れ道路などふさぐ ケガ人なし 東京・杉並
警視庁によりますと30日夜7時すぎ、東京・杉並区堀ノ内で一戸建ての住宅が突然崩れ、道路などをふさぎました。この住宅は50代と20代の親子の男性二人暮らしで、当時、中にいた50代の男性は異変を感じ直前に避難し、息子も外出中だったということで、ケガ人はいませんでした。
2025年9月30日 23時49分 日テレNEWS NNN
住宅が倒壊
なんとも恐ろしい状況ですが、先ほどまでにはまだ情報がほとんどありませんので、何が起こったのかもわからない状況です。
記事にも、住宅が崩れた原因はわかっておらず、警視庁が調べています。とあっただけでした。
別の報道によれば、近隣住民のインタビューで「現場の崩れた擁壁は、ここ数年だいぶ膨らんでヒビも入って、水がちょろちょろ出ているような状況だった。いつ崩れるかと思っていた」という話もあったようです。
がけ地と擁壁
となると、傾斜地の上にある土地で、隣地とは高低差があり、その土を止めていた擁壁が崩壊して、上にあった家屋も崩れたということかもしれません。
一般的にどんな構造でも、日本の家が自然に倒壊することはないと思います。残念ながら木造ではシロアリ被害や腐朽による強度低下、鉄骨では錆びによる劣化などが原因になることをありますが、そこまでには相当の時間がかかるのと、事前に不具合を多くなりますので、察知と対策が出来るはずです。
もし、擁壁が原因だったとすると、これも事前にある程度の変化は確認出来ていたと思いますので、その対策を行ってこなかったということになるでしょう。
これが高低差のある土地で低い方に住まわれている方の立場で考えると、本当に恐ろしいと思いますが、東京都ではそのような条件の土地では、建築する建物に条件を付けられていますので、ある程度は被害を少なく出来るかと思います。
高低差のある土地を有効利用するなら、安全を第一に考えなければいけません。恐らく一番適しているのはRC住宅ということになると思います。お役に立てそうでしたら是非お気軽にお問い合わせください。