若者の“一人暮らしのリアル”に驚き 「いらないモノ」「絶対に必要なモノ」時代の変化あらわ
千原ジュニア(千原兄弟)がMCを務めるABEMAの報道情報番組『ABEMA的ニュースショー』が8日に放送され、一人暮らしをする若者たちの“いまどき住宅事情”をテーマに展開された。
2025年6月9日 19時13分 オリコン
新人類
これは何やらまた新たな人類が出現したようです。その内容はまさかうちの子に限ってと思わずにはいられないもので、どんな環境で育つとそのような発想になるのか、近日中に愚息達に聞いてみたいと思います。
早速記事にあった衝撃の内容を見てみましょう。
“住まいの中でいらないモノ”について、若者に街頭インタビューを行うと、「片付けの手間が激減するのでコンロ不要」「浴槽はなくても困らない」「その日の分だけを買って使い切るから冷蔵庫はいらない」「テレビがなくてもスマホでいろいろ見られるからそれで十分」と、令和の一人暮らし事情が明らかに。と書かれていました。
新しいライフスタイル
なんということでしょうか。片付けの手間や家事をとことん避ける生き方とでも言いますか、その日暮らしで快楽を追求するライフスタイルとでも言いますか、一人暮らしの若者の中でそんな考え方が出始めていることは確かかもしれません。
これは少し前に流行ったミニマリストの成れの果てなのか、いやそんなシンプルな暮らしとはまた違った価値観なのか、人の営みや生活とは違った生き方のような感じがします。
絶対に必要なモノ
次に記事にあったのは、一方で、“絶対に必要なモノ”を調査すると、「絶対必要!」「たくさん携帯を使うからないと困る」とWi-Fi、「防犯もできる」「再配達の連絡をするのが面倒」と宅配ボックスが挙がったほか、「ご飯と味が混ざっちゃうのが嫌だから水を飲む」「1番手軽に飲めるのが水」という理由からウォーターサーバーの需要が増加していることを紹介した。とありました。
これは確かに、子育て世代やミドル世代でも理解出来る内容ですし、生活を便利にすることが想像できますが、料理もしない立場で水にこだわるとかはちょっと理解に苦しみます。
ウォシュレット無かった?
また他の調査では、さらに、「自宅にウォシュレットは必要か?」と聞くと、街の若者たちは「ウォシュレットは使ったことない。外国人からすごく好評だけど、偏見だけど実際に使っている人ってオジさんとか男の人が多いイメージ」「気持ち的にウォシュレットの水はちょっと…」「使うのが面倒」と、そもそもウォシュレットを使用していないことが判明。と書かれていました。
あらら、確かに公共施設のトイレでは少々気になるかもしれませんが、家のトイレでは間違いなくウォシュレットを使うという人がほとんどではないかと思うんですけど、如何でしょうか。
賃貸マンション計画
しかし、一方で私たち業界人の立場としては、もしこれがトレンドだとすると次のマンション計画では、この調査結果を反映したプランを考える必要があると思います。
次のマンション計画では、最小のキッチンと浴槽のないシャワールーム、テレビアンテナ端子は
無し、玄関の仕切りも無しなど、どこまで削減できるかチャレンジして、コストダウンをどこまで追求出来るかを確認してみても良いかもしれません。
賃貸マンションのご相談も是非お気軽にRCdesignまでお問い合わせください。