カビ、虫、異臭……やっておかないと後悔する「夏の前にやるべき家事」7選【家事のプロが解説】
雨の日が多い梅雨のあとに来るのが暑い夏。2025年の夏も猛暑になるという予報が出ています。
夏は気温も湿度も高くなり、家の中の環境も変化します。そこで今回は、「夏が来る前にやっておかないと苦労する家事」を厳選して7つご紹介します。
2025年6月20日 20時45分 All About
すぐに夏の準備を
今年は一瞬梅雨空もありましたが、その後は予想外のいきなり夏日が続いていますので、心身ともに何の準備もないままに夏になってしまった感がありますね。
とにかく、急いで夏の準備に取り掛かり、すぐに稼働させて頂きたいと思いますので、今日の記事を一通り目を通して頂きましたら、明日には必ず実施してください。
1. エアコンの試運転
まず記事にあったのは、夏本番になってからエアコンをつけたら「冷えない」「異臭がする」「動かない」といったトラブルが発覚することがあります。夏本番になってからでは業者の予約が取りづらく、修理まで何日も猛暑を我慢する羽目に。と書かれていました。
毎年のことながら、エアコンという季節家電では使われる時期が当然重なりますので、点検や購入、または修理も同じタイミングになってしまいますので、ハイシーズンの時期には思うようなタイミングに応えることが出来ない可能性があります。
ちなみに、2024年に依頼されたエアコン修理では、6~8月に依頼して2週間以上待ったケースが32%もあったそうですので、今すぐに試運転を行いそのまま連続運転を続けてください。
2. 押入れ・クローゼット・靴箱の掃除
次はこちら、夏は湿度が高いので、風通しの悪い押入れやクローゼット、靴箱はカビが発生しやすくなります。衣類や靴がカビてしまうと、洗ってもニオイが取れなかったりアレルギーの原因になったりすることも……。
すでに衣替えはされているかと思いますが、その時にある程度は除湿剤や防虫剤を入れ替えて頂いているものの、衣類以外の押入れや収納もあるのではないでしょうか。
記事にあったコツでは、夏前に整理整頓と掃除をするようにしましょう。衣装ケースなどを全て取り出し、掃除機をかけてから拭き掃除をするのが理想です。その後、除湿剤やすのこを活用して通気性を高めておくと安心でしょう。とありました。
3. 排水口の掃除
次は水まわりです、高温多湿の環境では雑菌やカビが繁殖しやすく、排水口のヌメリや悪臭が一気に強くなります。特に、キッチンやお風呂の排水口は放置すると悪臭を発し、家の中が不快なニオイになることも……。排水口掃除を怠ると、夏にはコバエが湧くこともあります。
夏になる前に排水口のゴミ受けやトラップをしっかり掃除しておけば、清潔でニオイのない状態を保ちやすくなりますよ。ということです。
4. 窓・網戸の掃除
夏は窓を開ける機会が増えますが、網戸が汚れていると風と一緒にホコリや花粉が室内に入り、不快に感じることも。また、窓ガラスが汚れていると湿気でベタつきやすくなります。
5. お風呂場のカビ掃除
もしも今、既にお風呂場にカビが生えているようであれば、1日も早くカビ取りをしましょう。梅雨から夏にかけてはカビが一気に増殖する季節です。
6. 冷蔵庫の整理と掃除
夏は食品の傷みが早く、冷蔵庫内への詰め込みすぎは冷却効率の低下を招きます。さらに、古い調味料や使いかけの食材を放置するとニオイやカビの原因に。
夏本番を迎える前に一度中身を全て出し、不要なものを処分してからアルコールなどで清掃しましょう。庫内がスッキリすれば冷却力もアップし、食中毒予防にもつながります。
7. 扇風機・サーキュレーターの準備
暑くなってから扇風機やサーキュレーターを出そうとすると、ホコリまみれで使えず、すぐに使えない……なんてことも。フィルターや羽根部分が汚れていると、汚れた空気をまき散らしてしまう恐れもあります。
以上が夏の前にやるべき家事ということで紹介されていました。もし、準備がまだだったというご家庭では、この週末に必ず実施しましょう。
特に家族の健康に影響を及ぼす可能性のある部分もありますので、滞りの無いようにご対応をお願いいたします。