年間400件の展示に足を運んだアート・ライターが本気で選ぶ! いま見逃せない美術展&魅惑のアートカフェ3選
大注目の現代アートから、うっとりしてしまう西洋絵画や工芸作品、今しか観られない貴重な日本美術の品々など、今日も各地の美術館・博物館で、見逃せない展覧会が数多く開催されています。
2023年は400件近くの展覧会に足を運んだ、アートとカルチャー、そして美味しいものが好きすぎるアート・ライターが、いま観てほしいおすすめの展覧会と、寄り道して楽しみたいカフェが魅力の美術館をご紹介します。都内のおでかけの参考にしてください!
2024年4月25日 7時0分 マイナビニュース
GWの予定は
いよいよGWが始まるそうですが、皆さんすでに予定が一杯だったりしますでしょうか。何でも中には10連休という方もいらっしゃるそうですので、羨ましい限りです。
ちなみに弊社では暦通りのお休みとさせて頂きます。ご了承ください。
さて、そんな中ですが、全ての人が大型連休で散財覚悟のレジャー三昧というわけではないでしょうし、自己投資をお考えの方や癒しをお求めの方もいらっしゃることと思います。
美術展がオススメ
今日の記事では、いま見逃せない美術展&魅惑のアートカフェを紹介されていましたので、是非参考にして頂き足を運んでみては如何でしょうか。
No.001アーティゾン美術館+ミュージアムカフェ
まず最初にお薦めしたいのは、東京・京橋にあるアーティゾン美術館です。
オフィスビルと商業施設が混在する京橋は、 銀座や日本橋からも徒歩圏内で、落ち着いた雰囲気を持つエリア。実はアートギャラリーや老舗の古美術店が数多くある、知られざるアートな街でもあります。
アーティゾン美術館は、1952年に開館したブリヂストン美術館を前身とし、2020年1月、現在のスタイリッシュな建築が美しいミュージアムとしてリニューアルオープンしました。印象派と日本の近代洋画を中心に、古代から現代アート まで、なんと約3,000点もの充実したコレクションを持つ、歴史あるミュージアムです。
「ブランクーシ 本質を象(かたど)る」展は7月7日(日)まで開催しています。
ティファニーを見る
No.002 TOKYO NODE (東京ノード)とTOKYO NODE CAFE
次にご紹介するのは、虎ノ門ヒルズステーションタワーの高層階に位置するTOKYO NODE(東京ノード)。ギャラリーやレストラン、イベントホールなどで構成された全く新しい情報発信拠点として、2023年10月にオープンしたスペースです。
ため息が止まらない!「ティファニー・ワンダー」展を6月23日(日)まで開催中です。
建物とお庭を学ぶ
No.003 東京都庭園美術館+カフェ
最後にご紹介するのは、東京・目黒にある東京都庭園美術館です。
都心とは思えない開放的な庭園と、1933年に建設されたアール・デコ建築が美しい旧朝香宮が、美術館としてオープンしたのは1983年のこと。現在は、国指定の重要文化財という特性も兼ね備え、歴史的な建物の活用と、保存を両立させる美術館としても知られています。
「開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z」は、東京都庭園美術館で5月12日(日)まで開催中です。
以上3つが紹介されていましたが、どれも面白そうですので、私も是非足を運んでみたいと思いました。
上にあった東京都庭園美術館は、昨年のGWに私もお邪魔してみましたが、今年もまた行きたいと思っています。
100段階段
記事には無かったのですが、私が先週に足を運んだ目黒雅叙園の100段階段も、オススメしたい場所となりました。機会がございましたら一度行ってみてください。
階段を下から見上げた写真です。
階段の中腹には部屋が配置されていて、その階数ごとに趣の異なった部屋で各種展示がされていました。
昭和初期に建てられたという和風建築は、そのディティールもお見事で、非常に勉強になるとともに、次の設計に活かしたいと思う部分も多かったです。
目黒雅叙園でも景色の良いカフェが何ヶ所かありますので、そこもお立ち寄りいただけると良いでしょう。
ということで、今年のGWにスケジュールの余裕があるようでしたら、美術館&カフェを巡ってみると、また新しい発見があると思います。