ChatGPT登場で「英語学習」はついに無用になるか
最近テック業界ではAIの話題でもちきりです。といいますのも、2022年2月にマイクロソフトがウィンドウズの標準ブラウザー「Edge(エッジ)」にAIを搭載したり、グーグルがAIチャットボットを公開したりと、ものすごいスピードで進化が進み、一般的な利用に耐えられるレベルにクオリティが上がってきているためです。
なお、グーグルがAIのデモをした時に間違った回答をした、ということがニュースになりましたが、そのくらいAIの回答とは「正しいことが当たり前」になってきていると言えます。
2023年2月15日 6時0分 東洋経済オンライン
時代の流れ
いやはや、本当に時代の流れの速いことと言ったら、我々昭和世代のオジサン達にはついて行けないスピード感になっていますね。
すでにSNSなどのコミュニケーションツールにしても、とりあえず基本的なものが使えているだけで、新たなアプリに手を出すのも面倒になっている方は多いと思います。
翻訳とコミュニケーション
記事にもありましたが、数年前から翻訳の分野ではかなり成果が上がってきていましたので、簡単なコミュニケーションなら、スマホとアプリで十分にやりとりが出来るようになっています。
多くの方が英語学習を習得したいと思いながら、時間を過ごしてこられたのではないかと思いますし、その分コンプレックスがあったり、まだまだこれから学ぶつもりという方もいらっしゃるかもしれませんが、結論から言えば語学学習は続けた方が良いように思います。
記事にもありましたが、ビジネス文章などのテキストを作るという点では、人間個人の経験よりも圧倒的に多くの経験値を有しているのがAIですので、それなりのモノをあっという間に作ってくれます。
しかしながら、その文章でも今のところは最終的に人間のチェックが必要ですし、リアルな対面で会話するためには、感情表現がとても大切な部分だと思いますので、AIに頼り切るのではなく学びを続けたいものですね。
AIと人間
一方で、記事にもあった「ChatGPT」。すでにお試しになった方もいらっしゃるかもしれませんが、ここ数週間でずいぶんと取り上げられるようになったのではないでしょうか。
ちなみにChatGPTを知らない人のために簡単に説明すると、LINEのような対話型のインターフェースに質問を打ち込むと、その質問に対する回答が返ってくる、というもので、この回答をAIがしているわけですが、その的確さ、そしてなによりも文章の自然さが注目されているようです。
新しいモノ好きの私ももちろん試してみました。
まずは「RC住宅とは?」と問いかけてみましたところ、その回答がなかなか良くまとまっていて、そのまま営業トークに使えそうな内容でした。
報道などによれば、子どもの宿題とかレポートなどは簡単に回答を作ってくれるようですし、計算問題や論文なども簡単に用意出来るようです。
こうなるといよいよAIの時代のように思えてきますが、そうでもないようですので、少しは安心して良いかもしれません。
記事に書かれていたのは、人間の脳を模倣できるようになるにはまだまだ越えねばならないハードルが多くあるそうで、AIの世界はまだ始まったばかりなのだそうです。
ここで記事でも問題提起されていましたが、ややもすると私たち人間の方が退化への道を進んでいるということもあるかもしれませんね。
子どもから大人まで情報の真偽を確かめることもせず、ネットで広がった知識やSNSで流行っている言い回しのコピペで自己表現をしている気になっていては、あまりAIのChatGPTと変わり映えのしない人間と思われてしまいます。
これからの人間に求められるのは、これまで以上に多くを学んで幅広いインプットをすることで、独自の発想や表現をアウトプットすることになってくるのかもしれません。
どんなに歳を取っても「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」の精神で頑張りたいと思います。
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