HIKAKIN、“20億円ハウス”の驚きの光熱費を公開「マジで撮影の時以外、節約していきます」
YouTuberのHIKAKIN(34)が“20億円ハウス”の驚きの光熱費を明かし、話題になっている。
HIKAKINは、8月1日に投稿した動画で“2つ目の拠点”となる20億円のプール付き豪邸に、賃貸で引っ越したことを報告。25畳のエントラスホールや71畳のリビングルームなど、規格外の自宅を紹介していた。
そして5日、視聴者のリクエストに答え、1カ月の光熱費と水道代を公開。1人暮らしの平均額が1万1383円と前置きしたうえで、20億円ハウスの光熱費が「マジかよ。16万5935円。高すぎる。これ冬どうなるんだよ…」と驚きの金額を発表した。
2023年12月7日 8時40分 ABEMA TIMES
ユーチューバーです。
あまり良くは存じ上げませんが、ユーチューバーのヒカキンさんが貴重な経験を公開されたということで、ニュースになっていました。
皆さんご存知のことと思いますが、彼が弊社事務所の近くに引っ越してきてから、ネットではすぐにその場所が特定されてしまったようです。
この建物は以前から地域では有名で、私も建築中から注目していたのですが、いつの間にかに賃貸に出されていて、そこに彼が興味を持ったようです。
豪邸の光熱費
記事によれば、内訳については、電気代12万2760円、水道代3万8891円、ガス代4284円だったというHIKAKIN。電気代が平均の約22倍になってしまった原因としては「プールの温水な気がするんだよね 。ガスっぽいけれど多分電気ってことかな。後は単純にエアコンがリビングだけで7台」と説明した。ということ。
さらにHIKAKINはこの現状を踏まえ「年間にしたら相当バカにならないので、マジで撮影の時以外、節約していきますわ」と宣言しされていました。
記事では、この投稿にファンからは「どんなに有名になっても一般人とあまり変わらない金銭感覚しているの好感持てる」「思ったより高くなかった。これだけ大きければ仕方ないよね」など、様々なコメントが寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)とのことでした。
より性能が求められます。
あの建物の規模からすれば、その光熱費もそれなりにかかりそうですが、建物の基本性能が一定のレベル以上であれば、エアコンが何台あっても電気代に直結することは無いと思います。
断熱性能を高めた建物なら、一度温めた空気はとても冷めにくいですし、夏は室温を25度をキープしていても、冷暖房光熱費は非常に低く抑えられます。
水道代もこれは純粋に使った量に比例するものですので、一般的な人数と使い方なら想像を超えることは無いでしょう。それでも異常な数字となった場合は漏水などの事故を疑う必要があります。
一方でガス代が4千円代というのは、きっとお風呂に入っただけで自炊の料理はしていないように思いますし、残念ながら温水式床暖房が設置されていないと想像出来ますので、それでは快適性に欠けてしまっていることでしょう。
発電設備があれば
さらに残念なのは、発電設備が設けられていないということ。これはユーチューバーが暮らす家として致命的なのではないかと思います。
あれだけの規模の建物ですから、断熱性能を高めて屋上の半分でも太陽光発電を設置しておけば、電気代をゼロに近づけることも可能ですし、災害時でも通常の暮らしを継続することも可能に出来るでしょう。
20億円の家と言っても、土地の占める割合の方が多いいでしょうし、建物本体にそれほどの金額が掛かっているのかはちょっと疑問にも感じます。
せっかく家を建てるなら、デコラティブな見掛けだけのデザインや不要な設備にコストを掛けるより、まずは一番大切な構造、そして断熱とエネルギー確保に投資をして欲しいと思います。
有名ユーチューバーさんにも、是非RC住宅をオススメしたいですね。