認知症予防に食生活改善 「カレー」が有効?
21日は「世界アルツハイマーデー」。予防には「食生活の改善」が有効だというのですが、国民食カレーが注目されています。
2040年には、日本の高齢者3人に1人が「認知症」か「軽度認知障害」になると推計されています。若い世代からも不安の声が聞かれました。
2024年9月20日 20時35分 日テレNEWS NNN
明日は我が身
認知症というキーワードが日に日に他人事ではなくなってきている感じがしますが、それはもちろん両親の事ではあるものの、実は自分のこととしても今からしっかりと対策を行なっていた方が良いように思っています。
おそらく皆様も大小の経験があるかと思いますが、最近人の名前が出てこなくなったとか、何を探していたのかを忘れてしまうとか、若い頃と比べると明らかに劣化してきていることを感じます。
記事では30代の方にインタビューしていて、「メモしようと思って携帯を開いて、そのままツイッター(X)開いて1時間、2時間たってあれ? 家族に認知症の人とかもいたので対策はしていきたい」と回答されていました。
食生活の改善が有効
さらに記事では、すでに対策を始めている30代からもインタビュー記事が掲載されていました。
「この間、おばあちゃんが亡くなった。認知症から脳梗塞みたいになって、家族の名前もわからなくなった。食事をいちばん気をつけてます。肉や野菜や良質な油をとるようにしてる」とのこと。
記事によれば、食生活の改善は、認知症の半数以上をしめる「アルツハイマー型認知症」の予防にも有効だと専門家は話します。
診療医の答え
認知症診療医の院長先生によれば、「お食事であったりとか睡眠不足であったりとか(改善して)“健康にいい生活習慣”を心がけることが大事」とのことです。
そんな中で専門家がすすめる食品はという点で、認知症診療医クリニックの名誉院長さんの答えは、「身近な食品としてはカレー」ということです。
そのカレーに含まれる「クルクミン」という成分が、「アルツハイマー型認知症」の原因となる脳内物質を減らす効果が期待できるというのです。
遠慮せずに
記事によれば、この働きに目をつけ、シンガポールで高齢者1010人を対象に行われた研究では、月に1回以上カレーを食べる人は、まったく食べない人に比べて認知症のリスクがおよそ半分になるという結果もあったそうです。
おおよそ日本人でカレーが嫌いという人は少ないかと思いますが、その頻度は意外と少ないのかもしれませんね。
もうこれからは遠慮せずに、週に一度か二度はカレーを食べるようにしたら良いのではないでしょうか。
日本人にはカレーとRC住宅が合うと思います。