「洗濯機」を使っていないとき、フタは開けっ放しと閉めておくのはどっちがいい?
洗濯機を使っていないとき、フタは開けておいた方が良いのか、閉めておいた方が良いのか、悩むこともありますよね。
2023年9月21日 21時5分 All About
家電の有効期間
いわゆる白物家電の中で、洗濯機は比較的長く使用されているケースも多いのではないでしょうか。
実際に前回買ってからどのくらいの時間が経過しているか、商品の裏にあるステッカーを見て、製造年月日を確認してみてください。
もしかすると、すでに8年前後経過していたりして、だとすると買い替えのタイミングが近いかもしれませんね。
定期的な買い替えも必要
白物家電でも、ちょっと目を離している隙に細かな改善や進化がされているようですね。使い勝手が良くなっていたり、確実に省エネが進んでいますので、機会がありましたら是非買い替えをご検討ください。
洗濯機後のフタはこうしろ
さて、記事にあった今回の質問では、「洗濯機」を使っていないとき、フタは開けっ放しと閉めておくのはどっちがいい?ということでした。
そしてその回答が下記の内容です。
縦型洗濯機の場合は閉めてしまうとカビが繁殖しやすくなるので、使用後3~4時間は開けておくのがおすすめです。ドラム式洗濯機は安全性の観点から、使用後は必ず閉めておきましょう。
もちろん多くの主婦の方達では当然のことと思われたに違いありませんが、まだ比較的主婦歴の浅い方や、洗濯機を買い替えたばかりで使い方に慣れていないという場合もあると思いますので、今一度復習しておきましょう。
縦型の場合
記事によれば、
【縦型洗濯機の場合】使用後すぐはフタを開けておき、できるだけ内部を乾燥させることが大切です。縦型洗濯機は洗濯が終わった後、洗濯槽内がぬれて湿ったままの状態となっています。その中には水分だけでなく、洗剤の溶け残りや衣類に付着していた皮脂のタンパク質、汚れなど、カビや雑菌の養分になるものがたくさん含まれています。
この状態でフタをして密閉してしまうと、湿気の多い状態が続き、菌にとってはすごく住み心地の良い、繁殖しやすい環境が整ってしまうわけです。カビはどんどん繁殖しますし、雑菌が繁殖して異臭が発生する原因にもなりますので、洗濯後すぐはフタを開けておき、できるだけ内部を乾燥させるのがおすすめです。
横ドラムの場合
一方、【ドラム式洗濯機の場合】安全性の観点から必ずフタを閉めるということが前提になります。ドラム式洗濯機の場合、乾燥機能を使った場合は槽内も乾燥しているので気にする必要はありません。ただし乾燥機能を使わなかった場合は洗濯槽内がぬれた状態であるため、乾燥させるために開けておきたくなるところですが、各メーカーは閉めておくことを推奨しています。
というのもドラム式は構造上、中に子どもやペットがうっかり入ってしまい閉じ込められてしまう危険があります。またどうしても扉ドア自体が前に飛び出るため、ぶつかってしまったり、ケガをしたりする可能性もあるということを覚えておきましょう。
最新機種なら
最近販売されている機種では、縦型、ドラム式ともに「槽乾燥」といって洗濯槽の中を乾燥させる機能が付いている洗濯機が増えています。湿気が気になるときは槽乾燥を使用すると良いようです。
さらに記事によれば、近年のドラム式洗濯機には、チャイルドロック機能が搭載されているそうで、小さいお子さんがいる人やペットを飼っている人は、この機能をしっかりと使うようにしましょうということです。
また2018年には「電気用品安全法」が改正され、ドラム式洗濯機の前面ドアは内側から開けられる構造にすることが義務化されています。しかし2018年より前に発売されたドラム式洗濯機にはそのような機能が搭載されていない場合もありますので、ドラム式洗濯機を使用中の人は今使っている洗濯機がいつ製造であるのかをチェックする必要がありますね。
毎日使う洗濯機ですので、使い方も慣れていることと思いますが、それだけに基本的な使用方法を守ることが大切ですね。