あなたは家事が好きですか?できればやりたくない家事、3位は食事作り、2位はアイロンがけ、1位は…【女性のホンネ・家事アンケート】
創刊以来、《女性の生き方研究》を積み重ねてきた『婦人公論』。この連載では、読者のみなさんへのアンケートを通して、今を生きる女性たちの本音にせまります。
今回は、家事に関するアンケート。できればやりたくない、でもやらねばならない……そんな苦しい胸のうちを――。
2024年11月10日 12時30分 婦人公論.jp
日本の女性
これはなかなか興味深いアンケートです。
やはり家づくりでは、女性の皆さんが主役となる場合が多いですし、実際に過ごす時間や使い方についても、多くの意見を聞かせて頂きたいところです。
日本においては、昭和以前の封建的な慣習による暮らし方や生き方が長かったように思いますし、その影響で女性とは、主婦とは、などの固定観念が強かったのではないでしょうか。
婦人公論
記事にあった「婦人公論」なる雑誌の中身がどのようなものなのか残念あがら存じ上げませんが、イメージだけで言わせて頂くと、比較的ベテラン主婦向けの内容なのかなと思っていました。
そんな老舗的な雑誌のアンケートで、女性のホンネ・家事アンケートという内容を記載されたということは、きっと画期的なことだったのではないでしょうか。
今回のアンケートは、回答者数】288人 【平均年齢】62.8歳ということからも、貴重なご意見だと思いますし、時代が変わって良かったと思います。
やりたくない家事
早速、記事にあったアンケートによれば、
Q. できればやりたくない家事は?(複数回答可)また、その理由も教えてください。という問いに対して、回答された結果を見てみましょう。
1位 風呂・洗面所の掃除……83人
・やってもやっても終わらないところが虚しい(62歳・パート)
・加齢のため、だんだん億劫になってきた(58歳・パート)
など。
2位 アイロンがけ……56人
・たった1、2枚なのに、アイロン台など用意するものが多いのが嫌(58歳・会社員)
・きれいに仕上がらず、イライラする(69歳・年金受給者)
など。
3位 食事作り……55人
・365日、献立を考えるのが面倒(85歳・年金受給者)
・共働き夫婦なのに、夫は帰ってきて食べるだけという不公平さに腹が立つ(63歳・ケアマネジャー)
など。
4位 トイレ掃除……51人
・洗剤で手が荒れる(57歳・会社員)
・ついつい後回しにしてしまって、後悔する(78歳・年金受給者)
など。
5位 食事の後片づけ・皿洗い……45人
・本当に面倒くさい! できることなら紙皿、紙コップ、割りばしにしたいくらい(60歳・専業主婦)
・食後という一番気持ちいい時間での労働なので(66歳・年金受給者)
など。
如何だったでしょうか。ほとんどが共感でしかない、という感じかと思いますが、今の時代ならこの中の多くの家事で時短や省力化を実現することが可能になっていると思いますので、許される限り自分以外の方法を取り入れることが大切だと思います。
やめた家事
次に記事にあったのは、Q. 以前はやっていたが、今はやめた家事は?という問いです。早速見てみましょう。
【アイロンがけ】
夫の定年後、ワイシャツ類のアイロンがけが必要なくなった。自分の綿ブラウスは干す前に繊維に沿ってピーンと伸ばして、できるだけシワが寄らない干し方にしている (67歳・専業主婦)
【食器洗い】
皿洗いは食洗機にお任せ。そのほうが水道代の節約になる(38歳・自営業)
【風呂掃除】
私の住んでいる地域では、65歳以上は月6回まで1回100円で銭湯を利用できるので、それをうまく使っている (89歳・無職)
【食事作り】
ヘルパーさんが買い物と掃除に来てくれるので、食事はチンするだけ (91歳・年金受給者)
【洗濯物干し】
洗濯乾燥機を買ったら、ずいぶん家事がラクになりました(78歳・年金受給者)
【食事の片づけ】
夕食の後片づけ、皿洗いは夫の仕事になったので、私はいっさい手を出さないことに(70歳・専業主婦)
【掃除】
掃除中にギックリ腰になってから、掃除は月に3回ほどにして、あとは目についた時にサッとハンディモップで済ませるようにした (68歳・年金受給者)
【掃除機かけ】
廊下・和室はロボット掃除機を使用しています (73歳・パート)
など。
年齢とステージは様々です
先輩主婦の皆さんも、子育てが終わって旦那さんも定年という年齢になって来ますと、本当に体力的にも限界を感じることでしょうし、何かにこだわることも必要なくなりますね。
子育て世代の方たちとはまた違った意味で時間が貴重になって来ますので、必要な家事も最低限に絞ったり、代用出来ることや人に頼めることはどんどん利用した方が良いでしょう。
もちろんご自身が好きで楽しめる家事があれば、それは思う存分時間をかけて頂いて良いと思いますし、それはそれで素敵なことだと思います。
いずれも他人がどうということではなく、ご自身が本当に好きなことに時間を使えるように、自由な発想で暮らしを楽しめるようになれば良いですね。
唯一住まいはRC住宅をご利用頂けると嬉しいです。