3メガバンクが住宅ローン金利引き上げ、0・10~0・15%…12年ぶり高水準も
三菱UFJ銀行など3メガバンクは31日、11月から適用する期間10年の金利固定型住宅ローンの基準金利を0・10~0・15%引き上げると発表した。
長期金利の上昇を受けたもので、三井住友、みずほ銀行は約12年ぶりの高水準となる。
2023年10月31日 20時32分 読売新聞オンライン
上がる雰囲気
敏感な方なら、もちろんチェック済みですでに対策を行われているかもしれませんが、一般的なご家庭では、まだまだ様子見という方も多いようです。
しかしながら、日銀が長期金利の変動幅の事実上の上限を現在の1.0%から、一定程度超えることを容認しますということですので、長期金利はこのままアメリカにつられてしばらく上がる雰囲気ですね。
固定金利と変動金利
今日の発表では、引き上げ後は▽みずほ3・65%(最優遇金利1・55%)▽三菱UFJ3・82%(同1・04%)▽三井住友3・94%(同1・29%)。変動型の基準金利は各行2・475%で据え置く。ということでした。
固定金利の安定感と安心感をお望みですと、ここから下がることは考えにくいと思いますので、今が一番の借り時ということになるでしょうか。一方で変動金利では今のところ影響が出ていませんので、実際に影響が出るまで、変動の恩恵を受けるという考え方もありですね。
歴史的な低水準
とは言え、固定金利でも最優遇なら1%台ですので、諸外国と比べても、歴史的にも低水準の域に変わりないと思いますので、本当のインフレになる前に借りられる人はラッキーだと思います。
住宅ローンの金利が8%台とか、今では信じられませんが、昭和の後半では多くの方がこの金利でローンを利用していたんですよね。
そんな時代でなくて良かったと思いますが、反面成長力のある非常にエキサイティングな時代であったことと思いますので、そんな環境も体験してみたかったとも思います。
やはり今の時代に合った住まいは、丈夫で長持ちなRC住宅がオススメですね。